菅井七段(岡山出身)、主導権握る展開に VS 羽生善治


 初タイトルを懸けて菅井竜也七段(25)=岡山市=が羽生善治王位(46)=王座、棋聖=に挑む将棋の「第58期王位戦」7番勝負第2局が25日、福岡市のホテル日航福岡で始まった。初日は菅井七段が得意の振り飛車から好形を築き、主導権を握る展開となった。 菅井七段が連勝で勢いに乗るか、羽生王位が巻き返すか、7番勝負のすう勢を占う注目の対局。第1局と先後が入れ替わり、先手の菅井七段の振り飛車に、羽生王位は居飛車で応じる対抗形になった。 菅井七段が“振り飛車党”らしく飛車の活用を狙ったのに対し、銀冠に組んだ羽生王位は守りの堅さを生かす指し回しで進んだ。互いの陣形に大きな優劣はないものの、羽生王位から攻める手順が見えにくく、控室で検討中の棋士からは「菅井七段が指しやすい展開」との声が上がった。菅井七段が51手目を封じ手にして初日を終えた。 対局は持ち時間各8時間の2日制。26日午前9時に再開し、同日夜までに決着がつく見込み。 岡山県出身棋士のタイトル戦登場は故大山康晴15世名人(倉敷市出身)以来、27年ぶり。タイトルを奪取すれば故森安秀光棋聖(笠岡市出身)に次いで34年ぶりとなる。