平松氏に岡山市民スポーツ栄誉賞


 岡山市は25日、野球殿堂入りを果たしたプロ野球・大洋(現DeNA)の元投手で岡山東商業高校出身の平松政次氏(69)に、市人見絹枝スポーツ顕彰の市民スポーツ栄誉賞を贈ると発表した。8月4日に市役所で表彰式を行う。 同賞は歴史的偉業を成し遂げた市ゆかりの選手らが対象。平松氏は岡山東商高時代の1965年に選抜高校野球大会で岡山勢初の優勝を飾り、プロ入り後はシュートを武器に通算201勝を挙げた。1月に殿堂入りが決まり、今月14日に表彰式があった。 会見で大森雅夫市長は「岡山のまちを元気にする活躍は、タイムリーに業績を顕彰していく」と述べた。 同賞の受賞は、犠打数でプロ野球世界記録を樹立した川相昌弘氏(52)、プロボクシングで男女通じて国内最年長で世界王者となった同市職員池山直選手(47)に続き3人目。市はまた、ロンドンで今月あったパラ陸上世界選手権の車いすで2冠を獲得した佐藤友祈選手(27)=同市=に特別スポーツ栄誉賞を贈る。