岡山県がICBM発射受け会議



 北朝鮮による2回目の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、岡山県は31日、各部局の防災担当課長らでつくる危機管理チーム会議を県庁で開き、関係者16人が有事への対応を協議した。 4日に続く28日のICBMが夜間の発射だったことなどから、緊張がより高まっているとして開いた。危機管理課の担当者が、ミサイル発射が県内に影響する場合は全国瞬時警報システム(Jアラート)が作動し、市町村の防災行政無線や携帯電話を通じて県民に速報されることを説明したほか、県の各部局の防災担当者への情報伝達手段などを確認した。 山本哲也危機管理監は「各部局の役割分担を再確認し、いざというときには職員が率先して適切な行動を取ってほしい」と呼び掛けた。