岡山 ハロウィーン風のハロワイン電車(路面電車) 岡山駅前を出発


 岡山市中心部を走る路面電車が27日夜、一足早くハロウィーンパーティーの会場に“変身”した。名付けて「ハロワイン電車」。装飾された車内で、ゾンビやカボチャのお化けに仮装した乗務員らがもてなし、乗客がワインやビールを楽しんだ。 岡山電気軌道(同市中区徳吉町)の超低床車両「MOMO2」を貸し切りにして運行する「ワイン電車」の特別便。小旗、コウモリ形のリース、モンスターの飾りなどで窓枠や天井を彩り、パーティームードを演出した。 午後6時半、会社帰りの人たち約15人が乗り込み、岡山駅前を出発。乗客は乾杯した後、仮装グッズを身に着けたり、記念写真を撮ったりと、“異空間”を満喫した。 職場仲間で乗車した同国府市場、公務員男性(25)は「雰囲気がよくて盛り上がりますね」と楽しんでいた。 ハロワイン電車は31日夜も運行する。定員26人で事前予約制。1人3500円。申し込みは同社(086—272—5520)。