岡山 蜂谷弘美元県議(元自民党? 希望の党出馬)の離党届受理 (岡山1区の結末?) / 希望の党 代表辞任 小池百合子氏は自らの国政復帰を「リセット」

( 「小池劇場(小池人気)」とともに、蜂谷弘美元県議(元自民党?)の離党届受理となった。 自民党支持の蜂谷工業(蜂谷 弟)、妹の蜂谷弘美(希望の党)との兄弟げんか? が政治の場面に・・・。自民分裂の危機の結末が・・・。小池百合子氏の「発言」で、希望の党の失速であった。 失速中の中、岡山に・・・。蜂谷弘美氏の「勇気」は、賞賛したい。)
失速 希望の党
( 岡山 ハローズ津高店 にて 「希望の党」失速 報道の中)


蜂谷弘美元県議の離党届受理

 自民党岡山県連は14日、党紀委員会(岡崎豊委員長)を開き、10月の衆院選岡山1区で希望の党から立候補し、落選した元自民党県議の蜂谷弘美氏について、9月28日に提出されていた離党届を受理すると決めた。県連の規約に基づく処分は見送る。 党紀委は委員13人のうち12人が出席し、非公開で協議。出席者によると、一部の委員からは除名処分を求める意見が出たが、天野学県連幹事長は終了後、「選挙結果や他県の事例などを踏まえて意見集約を図った」と決定理由を述べた。
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2017 1019
代表辞任検討問われ「まだ早い」 衆院選、希望苦戦で小池氏

 希望の党の小池百合子代表は19日、東京都庁で報道陣の取材に応じ、衆院選の各社世論調査で希望の苦戦が伝えられる中、敗北した場合は代表の引責辞任を検討するかを問われ「まだ早すぎる。今は勝ち抜くための努力をしているところだ」と述べた。希望の公示前勢力(57議席)を下回れば敗北かとの質問には「最後まで戦い抜いた上で考えたい」と話し、勝敗ラインは明言しなかった。

 小池氏は「私は党代表と都知事を兼任し、国会議員の資格はない。国会の方で代表を置くことになろうかと思う」と述べ、国会議員の共同代表を検討する考えを改めて示した。執行部体制は「選挙結果を見た上で」と語った。
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岡山1区選挙(選管確定) 得票(得票率) 
逢沢 一郎 87,272(52.7%)
あいさわ いちろう
63 自民

高井 崇志 56,757(34.3%)
たかい たかし
48 立憲民
蜂谷 弘美 21,551(13.0%)
はちや ひろみ
61 希望

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小池百合子氏は自らの国政復帰を「リセット」

 東京都の小池百合子知事が14日、希望の党代表を辞任した。知事選、都議選で連勝した勢いを駆って政党を結成し、国政への影響力行使をもくろんだが、自らの国政復帰を「リセット」した。都政に専念する意向を示したが、混迷する同党を率先して「投げ出した」との批判は避けられず、政治生命は風前のともしびといえる。

 「拙速なところがあり、実らないこともあった。めげることなく都民のために働く」。小池氏は14日夜、地域政党「都民ファーストの会」の会合でこう語ったが、失意は隠しきれない。

 辞任の背景には、世論の厳しい視線がある。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の最新の世論調査では、党の支持率は3・9%にとどまり、小池氏が「代表にとどまるべき」は17・1%、「都知事に専念すべき」との答えは77・6%にのぼった。党勢低迷の原因が小池氏にあることは明らかで「小池隠し」は党の喫緊の課題にもなっていた。

 小池氏も、所属議員の大半が民進党出身者という現状に嫌気が差していた。衆院選直後の10月25日の両院議員懇談会で、出席者は3時間にわたり小池氏に罵声を浴びせた。小池氏は「民進党ではこうやっていたんですね。自民党は決まったら従うのよ」と露骨に不快感を口にした。

 小池氏は、平成4年の参院選で日本新党公認で当選したのを皮切りに、希望の党まで6つの政党に所属、細川護煕元首相や小沢一郎元新進党党首、小泉純一郎元首相といった時の権力者に引き立てられ、「政界渡り鳥」とも称された。

 一方で「華々しく新機軸を打ち出し、かきまわして投げ出す」(自民党幹部)とも評され、トップとしての実力は前々から疑問視されていた。党名に愛着を持っているとまで言っていた希望の党をあっさりと手放してしまい、自民党幹部は「さすが逃げるタイミングは完璧だ」と皮肉交じりに語った。同時に、小池氏の最終目標だった「女性初の首相」が遠ざかったのは間違いない。
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代表辞任!小池百合子氏の前途に広がる茨道
ついに都議会公明党が「小池離れ」を明言

衆院選惨敗後も希望の党代表にとどまる意志を示していたはずの小池百合子都知事が11月14日になって突然、代表を辞任した。

「創業者の責任として代表でスタートしたけれど、むしろみなさんにお任せして、方向性は決まっているわけだから、それをしっかり進めていただくということで、私は代表の座を降りさせていただいて、しかるべき形でみなさん方をサポートしたい」

「1000万人もの方々が『希望の党』と書いて下さった、この重みをみんなでシェアしたいと思っている。希望の星としてみなさんひとりひとりが輝くように私も必要なお手伝いをさせていただきたい」

緑のジャケットを着用せず

同日夕方に開かれた希望の党の両院議員総会で辞意を述べる小池知事の表情には、明らかに精彩が欠けていた。希望の党代表としては最後の党務の場でありながら、自分自身のテーマカラーであると同時に党のテーマカラーでもある緑色をしたジャケットを着用することもなかった。

小池知事の「緑離れ」は今に始まったことではない。衆院選結果の総括のために10月25日に開かれた両院議員総会でも、小池知事のジャケットは緑ではなく黒。選挙での惨敗が確実視された10月21日に、公務のためにパリに赴いた時に着用していたものと同じノーカラーのショートジャケットだった。もはや、緑色のジャケットを着ないつもりなのだろうか。

すっかり気落ちした様子の小池知事だが、都政に専念することで明るい未来が開けるのだろうか。

そんなことはないようだ。14日夜には「都議会公明党が小池知事との与党連携を解消」というニュースが飛び込んできた。都議会公明党の東村邦浩幹事長が「これからは是々非々でやっていく」と報道陣に述べたのだ。

都議会公明党は2016年12月、長年にわたる都議会自民党との連携を解消。その後に小池知事に近づき、与党として共闘関係を結んでいた。今年7月の都議選では小池知事が率いる「都民ファーストの会」と選挙協力を行い、擁立した50人中49人が当選という都民ファーストの快勝ぶりを縁の下から支えた。

小池知事も公明党の候補の街宣には何度も応援に駆けつけ、公明党候補23人全員当選に貢献した。

ところが小池知事が9月25日に国政政党「希望の党」を立ち上げたことが、公明党とのハネムーン関係に亀裂を入れた。公明党は国政では自民党と連立を組んでいる。よって自民党と対立する小池知事に国政に出てこられたら困るのだ。

「自民党との対話もしていきたい」

とりわけ党内で小池知事との連携に積極的だった東村氏にとって、顔を潰されたことになる。東村氏はただちに連携解消を口にしたが、党本部がそれをおしとどめた。小池知事が山口那津夫代表に電話をかけて泣きを入れ、連携解消はいちおう棚上げとなった。ところが・・・。

「必要とあれば、自民党との対話もしていきたい」。東村氏は自らが三行半を突き付けたはずの自民党に、なんとラブコールまで送ったのだ。

自民党との対話姿勢を明らかにしたのは、なぜなのか。急展開の裏にはいったい何があったのだろうか。

背景にあったのは、東京五輪組織委員会の人事のようだ。

2020年東京五輪の組織委員会に、東京都議会は2名の理事の枠を持つ。都議選前は当時の最大会派である自民党の川井重勇氏と高島直樹氏が理事を務めていた。川井氏は東京都議会オリンピック・パラリンピック招致議員連盟の会長で、高島氏はオリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会委員長という職務からあてがわれたものだ。

東京五輪組織委員会の理事人事が膠着状態に

ところが、川井氏は都議選で落選し、東村氏が後任の招致議連会長になった。そしてオリンピック・パラリンピック等推進対策特別委員会委員長には都民ファーストの会の小山有彦志が就任。都民ファーストの会と都議会公明党は、招致議連会長の東村氏と特別委員会委員長の小山氏に理事ポストを要求したが、自民党がそれに応じてこなかった。

というのも、招致議連は9月5日に総会を開いて公明党の東村氏を新会長に選任したが、自民党が「ルールに従った召集がなかった」として不参加。議連の「超党派性」が問われる事態に発展してしまった。

膠着状態が続いていたのだが、11月上旬になって変化があった。自民党が歩み寄りの姿勢を示したのだ。東村氏の組織委員会理事就任が現実化し始めたわけである。その間に、両者間の雪解けがあったとみるべきだろう。

希望の党の代表を辞任した小池知事はこれから都政に専念するというが、小池知事が国政に目を向けている間に都政ではこれまで以上に問題が山積している。都議会には小池知事の敵も多くなっており、苦しい展開になりそうだ。

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