「ブラックフライデー」始まる、日本では1日前倒しで イオン 岡山は?

 アメリカでクリスマス商戦へ向けて行われる恒例のセール「ブラックフライデー」の日本版が早くも始まりました。

 流通最大手のイオンは、23日が祝日のため「ブラックフライデー」を1日前倒しして開催。全国のおよそ400店舗で23日から4日間セールを行います。

 「安かった。値段が全然違う」

 「ブラックフライデー」とは、アメリカで感謝祭の翌日の金曜日のことで、クリスマス商戦へ向けて大規模なセールがスタートします。この時期に売り上げが増えて1年間を通して「黒字になる」ことが名前の由来です。

 衣料品店のGAPでは、先着100人にセーターを100円で販売。そのほかの商品も半額で販売するなど大幅な値引きを行いました。個人消費が低迷するなか、流通各社はブラックフライデーのセールで消費を喚起したい考えです。

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一足早くブラックフライデー イオン岡山など

みなさん「ブラックフライデー」をご存じでしょうか。
アメリカでは年末の一大商戦と位置付けられたブラックフライデーが、岡山県の大型ショッピングセンターで一足早く始まりました。
ショッピングセンターにちりばめられた「ブラックフライデー」の文字。
真っ黒なパッケージの餃子や、黒色のロールケーキなど。
売り場の一角に並んだのは“ブラック”にちなんだ限定商品です。
スーツコーナーには半額の商品がズラリとならび、開店から次々と買い物客が訪れ、お気に入りの一着を買い求めていました。
ブラックフライデーはアメリカで11月の第4木曜日の感謝祭翌日の金曜日に行われる、年末商戦です。
最も消費が盛り上がる時期とされ、日本国内でも勤労感謝の日のタイミングで流通大手などがセールを実施。
おもに都市圏を中心に盛り上がりが広がっています。
岡山県内でもあすからの本番を前に、一足早くフライングセールが実施されました。
とくにこの時期と言えばクリスマス。
おもちゃ売り場では親子連れの姿が目立ちました。
イオングループでは去年、初めて実施したこのセールで売上が通常期の1.25倍に伸びていて、今年も効果に期待が高まります。
ブラックフライデーが今年もあるのかという問い合わせも増えていて、地方でもじわじわと広がりつつある事がうかがえます。
節約志向のなかクリスマス前の大型商戦へ消費喚起を促すブラックフライデー、あすからが本番です。
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