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「岡ビル」再開発で複合施設へ　岡山市民の台所

岡山市民の台所として愛されてきた場所が、大きく姿を変えます。

岡山市北区野田屋町の岡ビル一帯が、再開発されることが決まりました。

1951年に完成した岡ビルです。

65年以上たち、改修を繰り返しながら建物を維持してきましたが、老朽化したようすは随所にみられます。

また、近隣にできた大型商業施設（イオンモール岡山）に集客を奪われ、かつての賑わいは影をひそめています。

こうした現状に、岡山市は、再び賑わいをと再開発事業を決定しました。

岡ビル市場のような商業機能は維持しつつ、マンションやホテルなどを備えた複合施設とする計画です。

対象となるのは、岡ビルとその南側の区画で、総面積は約0.7haになります。

今後は、工事に向け地権者らとの交渉を進めていくということです。

変わろうとしている岡ビルを、なじみの客などはどう思っているのでしょうか。

新たな岡山市中心部の賑わいの拠点へ。

市では、2021年4月の着工を目指します。

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市民の台所が生まれ変わる…「岡ビル」再開発計画案　岡山市

　新しく生まれ変わる「市民の台所」はどうなるのでしょうか？岡山市中心部にある県内唯一の小売市場、「岡ビル」の再開発計画案が明らかになりました。

　岡山市議会建設委員会で明らかになったものです。

　再開発が計画されているのは、岡ビルと岡ビルの南側の土地を合わせた「野田屋町一丁目２番３番地区」、約5600平方メートルです。

　計画案によりますと、再開発ビルは地下1階・地上19階建ての複合商業施設で、1階と2階には食料品を中心とした店舗やレストランなどが設けられます。

　また、3階以上には約300室を備えるホテルと、約200戸のマンションが別々の棟で建設される計画です。

　岡ビルは1951年のオープン当時、食料品店などが80店ありましたが、現在は30店以下に減りました。

　来年6月頃に都市計画決定され、2021年の着工を目指します。

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