「状況覚えていない」児童ら6人死傷の事故で70歳の女を送検 岡山
岡山県赤磐市で集団下校中の児童の列に車が突っ込み6人が死傷した事故で、逮捕された70歳の女が岡山地検に身柄を送られました。
過失運転致死傷の疑いで送検されたのは、赤磐市仁堀西の無職重森智子容疑者（70）です。
1月30日午後4時過ぎ、赤磐市多賀の県道で重森容疑者が運転する乗用車が対向車と接触した後、軽トラックに追突。軽トラックははずみで歩道を歩いていた集団下校中の児童の列に突っ込みました。
この事故で4年生の藤原友依さん（9）が死亡、児童4人と軽トラックの運転手が重軽傷を負いました。
捜査関係者によると重森容疑者は事故直前の状況を覚えていない旨の供述をしています。また、助手席にいた78歳の夫は警察に「事故の前にスピードの出し過ぎを注意した」と話していて警察が当時の状況を調べています。
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児童ら6人死傷事故で女を送検 夫に代わり運転機会増える 岡山
岡山県赤磐市で、集団下校中の児童の列に車が突っ込み6人が死傷した事故で、逮捕された70歳の女が岡山地検に身柄を送られました。女はここ1カ月半ほど夫に代わって運転する機会が増えていました。
過失運転致死傷の疑いで送検されたのは、赤磐市仁堀西の無職、重森智子容疑者（70）です。
1月30日午後4時過ぎ、赤磐市多賀の県道で重森容疑者が運転する乗用車が対向車と接触した後、軽トラックに追突。軽トラックははずみで歩道を歩いていた集団下校中の児童の列に突っ込みました。
この事故で、4年生の藤原友依さん（9）が死亡、児童4人と軽トラックの運転手が重軽傷を負いました。
関係者によると、重森容疑者は主に運転を担当していた夫（78）の目の病気の影響で、1カ月半ほど前から代わりに運転をする機会が増えていました。ここ最近、認知症などの目立った異変はみられなかったということです。
警察の調べに対し、重森容疑者は事故直前の状況を覚えていない旨の供述をしていて、警察が当時の状況について調べを進めています。
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児童5人死傷「オートマ車、運転いや」
30日、赤磐市で集団下校をしていた児童5人が死傷した多重衝突事故で、逮捕された70歳の女が、1日、岡山地方検察庁に身柄を送られました。
事故を起こした車はオートマチック車で、女は周りに、この車の運転はいやだと話していたということです。
過失運転致死傷の疑いで取り調べを受けている赤磐市の重森智子容疑者は、1日朝、検察に送られました。
30日の夕方、赤磐市多賀の県道で、重森容疑者が運転する乗用車が対向する車に衝突した後、軽トラックに追突し、その軽トラックは横転して集団下校していた小学生5人をはねました。
この事故で、5人のうち1人が死亡し、4人が重軽傷を負った他、軽トラックの男性が軽いけがをしています。
親しくしていた夫婦によりますと、重森容疑者は最近、病気のため目などが不自由になった夫に代わって運転することが増えたものの、事故を起こしたオートマチックの乗用車を運転することをいやがっていたということです。
重森容疑者は、今回乗っていたオートマチック車の運転に慣れていなかったとも考えられています。
警察では、1日、目撃者立合いの元で実況見分をするなどして事故の原因を調べています。
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