神秘的「氷紋」5年ぶりに出現 岡山・鏡野の恩原湖の湖面に10個以上

“氷の芸術”現る―。岡山県内有数の豪雪地帯・鏡野町上斎原にある恩原湖で27日、凍った湖面に円形の波紋が描かれる「氷紋」が確認された。気温や風などの条件が合わないと見られない珍しい自然現象で、町産業観光課によると、同湖では2013年1月以来約5年ぶりの出現となる。

 恩原湖は外周約4キロのダム湖。現在はほぼ全てが氷に覆われており、その中で約10メートルを筆頭に大小さまざまな氷紋が10個以上散在し、神秘的な景観を生み出している。26日に地元住民が見つけ、同課職員らが確認した。

 氷紋のメカニズムに詳しい北海道教育大の東海林明雄名誉教授(79)=湖沼雪氷物理学=は「湖面の薄氷の下に何らかの要因でガスがたまり、円形に氷が押し上げられてできた」とみる。

 氷紋は恩原ダム付近から見ることができる。同課は「天候や気温にもよるが、氷紋は現れて数日でなくなることが多い。貴重な現象を見に足を運んでほしい」としている。

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