岡山 犬養木堂しのぶ書1512点展示

 岡山市出身の犬養毅元首相(号・木堂、1855〜1932年)の功績をしのぶ第24回犬養木堂顕彰児童生徒書道展(岡山県、県郷土文化財団、山陽新聞社主催)が16日、同市北区川入の犬養木堂記念館で始まった。5月6日まで。 会場には、県内の小学3年〜中学3年計3728人が1点ずつ応募した作品から特別賞、入賞、入選に選ばれた1512点を展示。「自由民権」「対話の心」といった木堂にちなんだ言葉を、長半紙に伸び伸びとしたためている。 入選した小学6年の孫の作品を見に来たという同市北区の男性(81)は「どの作品も力強く、一生懸命に取り組んだことが伝わってくる」と話していた。 書道展は、優れた書を残した木堂の偉業や人柄を知ってもらおうと、1994年から毎年開いている。午前9時〜午後5時。22日と火曜休館。入場無料。問い合わせは同館(086—292—1820)。