新しい岡山市民会館 6地権者と条件面で最終調整

 岡山市の千日前地区に移転を計画する新しい市民会館の再開発組合が、29日夜、周辺住民らを対象とした説明会を開きました。
6の地権者とはまだ協議中で、条件面で最終調整に入っていることが分かりました。
 
 地権者でつくる再開発組合が開いた説明会には、周辺住民など約50人が参加しました。

 新しい市民会館は表町商店街の千日前地区に移転・新築する計画で、2021年度中に竣工する予定です。
 
 再開発組合によると、すべての地権者が施設内のマンションに住む権利を得るための権利変換計画を今年8月までに岡山市に提出する必要があります。
現在、39の地権者のうち6の地権者についてはまだ協議中で、条件面で最終調整に入っているということです。

(千日前地区再開発組合 難波正治 理事長)
「(地権者の)皆さまから同意をいただくことです。一番大きい問題になりますので現在話し合いを進めております」

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千日前地区 再開発組合が説明会

岡山市北区表町に計画されている新しい文化芸術施設の建設が岡山市から認可されたことを受けて、付近の住民らを対象にした再開発組合による説明会が開かれました。

29日夜開かれた説明会には、付近の住民や商店主ら約50人が参加しました。
施設の計画、建設を進める再開発組合から建物の概要などについて説明が行われました。
仮の名称が「岡山芸術創造劇場」に決まった新しい施設は、表町の千日前周辺に作られ、市民会館の機能を持ち、1800人規模の大ホールと中ホールを備えています。
また、スタジオや練習室なども作られ、市民も芸術の創造に関われる施設を目指します。
説明会では、住民から150台ほどしかない駐車場や活性化につなげる計画についてなど、質問も出されました。
来年1月には、計画地にある建物の解体がはじまり、「岡山芸術創造劇場」は2022年度のオープンを目指します。

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