国際情勢 北朝鮮外務省幹部、相次ぎ外遊

 北朝鮮が外交攻勢を活発化させるなか、北朝鮮外務省の幹部らの動きが目立っています。

 今月24日に北朝鮮・平壌(ピョンヤン)から中国・北京に到着していた北朝鮮外務省のヨーロッパ担当、金先敬(キム・ソンギョン)局長について、スイス外務省はJNNの取材に対し、「29日、スイス・ベルンでスイス・北朝鮮の2国間政治会議を行った」と明らかにしました。

 また、日本時間の31日の昼前には、平壌から北京空港にチェ・ヒチョル外務次官が到着するなど、北朝鮮外務省幹部らの活発な動きが目立っています。
/////

北朝鮮「東京五輪に参加」を表明、金正恩氏 IOC会長と会談

 北朝鮮を訪れていたIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は、金正恩(キム・ジョンウン)党委員長が2020年の東京オリンピックに北朝鮮の選手を参加させる意向を示したと明らかにしました。

 「(北朝鮮が)2020年の東京オリンピックと2022年の北京冬季オリンピックに必ず参加すると表明した」(IOC トーマス・バッハ会長)

 これは、IOCのトーマス・バッハ会長が北朝鮮から帰る途中、経由地の中国・北京で明らかにしたものです。その際、バッハ会長は今後、IOCとして東京オリンピックでも南北合同チームの結成や南北合同の入場行進を打診していくと述べました。オリンピックに向けた準備の一環として、4月にスウェーデンで開幕する世界卓球選手権団体戦への北朝鮮チームの出場を支援するとも語りました。

 バッハ会長は北朝鮮の招待に応じる形で、29日から北朝鮮を訪問。30日、金党委員長と会談していました。
/////

韓国の芸術団、北朝鮮に到着

 北朝鮮で公演を行う韓国の芸術団らおよそ120人が、平壌(ピョンヤン)に到着しました。

 「練習もうまくできましたし、楽しくて心地よい私たちの音楽を披露します」(チョー・ヨンピルさん)

 「別れ際に必ず再会すると約束した。こんなに早く約束が実現すると思わなかった」(少女時代 ソヒョンさん)

 芸術団は、金浦(キンポ)空港で出発のセレモニーを行ったあと、チャーター機で平壌に向かいました。平壌の空港では、平昌(ピョンチャン)オリンピックにあわせて2月に韓国で公演した北朝鮮芸術団の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長らが出迎え、一行を歓迎しました。

 実力派のベテラン歌手からアイドルグループまで顔をそろえた芸術団は、到着後、さっそくリハーサルに臨んだということです。

 芸術団の平壌公演は4月1日に韓国側が単独で、3日に南北合同で行われる予定です。

/////