「ハレウッド」新ポスター3種類、お笑いコンビ・千鳥起用 岡山

■映画風、インパクト十分じゃ!

 県はイメージアップ戦略「ハレウッド」の新ポスターに、県西部出身で「おかやま晴れの国大使」でもあるお笑いコンビ「千鳥」を起用した映画風の3種類を作成した。笑いを誘うインパクト十分の仕上がりになっている。

 デザインは、観光編が瀬戸内市牛窓沖に干潮時に出現する「黒島ヴィーナスロード」を背景に、学生服姿の大悟さん、ノブさんで青春映画風に仕上げた。

 また物産編は2種類で、宇宙空間を描いたSF映画風は、特産のモモとマスカットを惑星のように画面に配置した。もう1種類はパニック映画を模して、瀬戸内特産のタコをエイリアン風に表現している。

 いずれもテーマに沿うよう観光名所、特産品の写真も載せており「2人の表情も3種3様で大変面白い」と県公聴広報課。

 200枚ずつ作成し、県内と県外で半分ずつ分け、県関連施設やイベント会場に掲示している。

 「ハレウッド」は晴れの日の多さから県内での映画ロケ誘致を推進してきた県が、「晴れ」と映画の本場、米「ハリウッド」を組み合わせて掲げている造語。

 実際に県内での映画ロケが増加する中、県では映像を通じて企業誘致や移住促進など、岡山の求心力アップに取り組んでいる。