岡山市長 両備バス「スト回避して欲しい」

競合する他社の新たなバス路線の開設に反発し、23日、両備バス労働組合がストライキに踏み切ったことについて、岡山市の大森市長は「残念だ」と述べ、今後のストについては「回避してほしい」という考えを示しました。

両備バス労働組合は、23日午後1時から1時間ストライキを行い、16本のバスが運休しました。
会社に対し、国や行政に新規路線の認可見直しを求めるよう要求しているもので、両備グループの2つの労働組合は今後もストを予定しています。
これに対し、岡山市の大森市長は、会見で、労使間で協議して回避してほしいという考えを述べました。
また、大森市長は、新しい路線のバス停の道路占有許可について問題ないという認識を改めて示しました。

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バス、電車スト 通学に支障 岡山27日予定、2小学校休校へ

 27日に両備バス労働組合と岡山電気軌道労働組合がバスと路面電車の全路線でストを予定していることを受け、通学に支障を来すとして休校や始業時間の繰り下げなどを決めた学校が出ている。

 岡山大付属小(岡山市)は、多くの児童がバスを利用しているため授業が成立しないと判断し、27日の休校を決めた。スト回避でも休校する。

 ノートルダム清心女子大付属小(同)もストが実施されれば、27日の遠足を延期し、休校とする。

 全校の約半数に当たる300人余りがJR中庄駅からバスに乗っている清心中・清心女子高(倉敷市)は、教員が誘導して同駅から徒歩で通学させ、始業時間を30分遅らせる。

 岡山理科大付属中高(岡山市)は、バス通学の500人余りにJRの利用を呼び掛けている。JR西日本岡山支社は、当日の混乱を避けるため各路線・駅で「車両増結や社員によるホームでの誘導を検討する」としている。
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無期限ストは5月7日以降に

 両備バス労組と岡山電気軌道労組は24日、全路線で終日の無期限ストを5月5日以降に行うことを岡山県に通知する予定だったが、急きょ中止した。 理由について両備バス労組の高木秀治執行委員長は「会社側と交渉中のため通知を見送る。仮に無期限ストをするとなっても5月7日以降になる」と説明した。
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岡山市長「ストライキの中止を」新規バス路線に抗議で26、27日にも計画


岡山市の新規バス路線運行に反対し、競合する両備バスの労働組合などが行うストライキについて、岡山市の大森市長が「中止を検討してほしい」と訴えました。

岡山市長「ストライキの中止を」新規バス路線に抗議で26、27日にも計画
両備バス
(岡山市/大森雅夫 市長)
「残念です。ストライキという形で市民の足を奪うことだけは、ぜひ避けていただきたい」

 両備バスの労働組合は、23日、八晃運輸が新規参入する西大寺線で約1時間ストライキを行い、26日もストを計画しています。

 27日には両備バスと岡山電気軌道の組合が全線で終日ストライキする予定で、合わせて約6万人に影響が出ると見込まれています。

(岡山市/大森雅夫 市長)
「労使間でしっかりと話をしてストライキの回避をお願いしたい」

 また、会見では、来年岡山市で開催予定のG20保健大臣会合に向け、「推進室」を設置することや、南区内尾に広さ4ヘクタール以上の多目的広場を整備することなどが報告されました。

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両備バスストで岡山市長は

競合する事業者の新規バス路線に反対し両備バスが行ったストに対し岡山市の大森市長は今後のスト回避を計るため両備グループに対し市民の声を伝えていきたとの考えを示しました。
両備バスの労働組合は競合事業者の新規参入に反対しきのう岡山ー西大寺線で1時間のストライキを実施しました。
両備バスはあさって2時間のストを構えているほか27日には岡電バスと岡山電気軌道も加わり全路線で終日のストが予定されています。
岡山市の大森市長は会見でスト回避をのぞむ市民の声を両備に伝えていく考えを示しました。
競合路線の新規路線が予定通り今月27日から運行を始めた場合両備バスは来月6日にも無期限ストに突入する構えを見せています。
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終日無期限スト、県に24日通知


 両備バス労働組合と岡山電気軌道労働組合は23日、全路線を対象とした終日の無期限ストライキを、早ければ5月5日から行う考えを明らかにした。両労組によると、24日に岡山県と県労働委員会に通知する。 西大寺線ストに伴う決起集会で両備バス労組の高木秀治執行委員長、岡電労組の成田健一執行委員長が意向を示した。両労組などによると、循環バス「めぐりん」益野線開設日の4月27日とほぼ同様に、路面電車を含めた全路線で運行を取りやめる方針。 集会あいさつで高木執行委員長は「5月5日以降に全日ストを無期限で行うことを(県に)宣言する。中途半端なことはやりたくない。一時的な迷惑は分かっていただきたい」、成田執行委員長は「両備バス労組と一体になって闘っていきたい」と述べた。 無期限ストの影響について、両備グループは「詳しい日程を把握しておらず不明」としている。

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通学に支障、岡山の2小休校へ

 27日に両備バス労働組合と岡山電気軌道労働組合がバスと路面電車の全路線でストを予定していることを受け、通学に支障を来すとして休校や始業時間の繰り下げなどを決めた学校が出ている。 岡山大付属小(岡山市)は、多くの児童がバスを利用しているため授業が成立しないと判断し、27日の休校を決めた。スト回避でも休校する。 ノートルダム清心女子大付属小(同)もストが実施されれば、27日の遠足を延期し、休校とする。 全校の約半数に当たる300人余りがJR中庄駅からバスに乗っている清心中・清心女子高(倉敷市)は、教員が誘導して同駅から徒歩で通学させ、始業時間を30分遅らせる。 岡山理科大付属中高(岡山市)は、バス通学の500人余りにJRの利用を呼び掛けている。JR西日本岡山支社は、当日の混乱を避けるため各路線・駅で「車両増結や社員によるホームでの誘導を検討する」としている。


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新規バス路線運行に抗議 競合路線で1時間ストライキ…5月5日以降に無期限ストも 岡山

他の会社の新規路線に反対する異例のストです。岡山市の新しいバス路線の運行をめぐって、両備バスの労働組合が競合するバス路線で、23日午後、1時間のストライキを行いました。

(松木梨菜リポート)
「西大寺のバスセンターです。まもなくストライキが始まるということでたくさんの組合員の方が集まっています」

新規バス路線運行に抗議 競合路線で1時間ストライキ…5月5日以降に無期限ストも 岡山
バス停にはストライキを知らせる張り紙
 午後1時、ストライキが始まり、岡山駅前と西大寺地区を結ぶ路線でバスが1時間、運休しました。非組合員の運転手により、2本のみが運行しましたが、16本が運休、200人に影響が出ました。

(利用者はー)
「妊娠中なのでバスがすごく助かっていたのできょうは困りました。もう少し考えた方が良い気がする。ストをストよりほかの方法がある気がするけど」

 スト突入と同じ時刻、両備バスの労働組合の組合員約200人は、決起集会を開き、気勢を上げました。

(両備バスの労働組合の組合員)
「国交省は違法な参入許可取り消せー!取り消せー!」

 ストを行った西大寺線には、八晃運輸が運行する循環バス「めぐりん」が4月27日から運行を始めます。
 これによって収益が悪化し、賃金が下がることなどを阻止しようと国に認可の取り消しを求めています。

 組合では4月26日にもストを構えます。また、27日には、両備バスと岡山電気軌道がストを予定していて、バスと路面電車の全線が終日運休し、約6万人に影響が出るとみられています。

(両備バス労働組合/高木秀治 執行委員長)
「一時的には皆さまには大変ご迷惑をかけます。労働者のためにしているストということは理解していただきたい」

 さらに両備バスと岡電バスは、5月5日以降に無期限で全日ストを行う方針を23日明らかにしました。

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