介護・医療一体型の施設展開加速 はれコーポレーション(岡山市北区表町)


 介護サービス業のはれコーポレーション(岡山市北区表町)は、介護・医療一体型の複合施設の展開を加速する。同社として4カ所目で最大となる施設が、さいたま市内に5月1日に全面開業。今後5年間で首都圏を中心に同業態を10施設増やす。 新施設は、約7千平方メートルの敷地に定員80人の有料老人ホーム(鉄骨2階延べ約2800平方メートル)を整備。医療棟2棟(鉄骨平屋、鉄骨2階計約500平方メートル)に内科、耳鼻咽喉科、歯科などが入るほか、調剤薬局(鉄骨平屋93平方メートル)もある。近隣の複数の病院とも提携し、多様な医療ケアに迅速に対応できる。 名称は「南中野メディカルヒルズ」。4月上旬から順次テナントが開業している。開発費12億円は、土地所有者が建物を含めて全額負担。同社は大和ハウス工業(大阪市)と連携して医療機関や薬局を誘致したほか、建物を賃借して有料老人ホームを運営する。 はれコーポレーションは2012年から複合施設を手掛けている。医療や介護、生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築を目指す国の施策も踏まえ、複合施設を強化する。「高齢者を総合的にケアできる拠点としてニーズは高まっている。手厚い医療サービスで、他施設との違いを鮮明にしたい」としている。