国際情勢 金党委員長、南北首脳会談で「日朝対話」に意欲 / CVID(朝鮮半島)は、可能か?    Complete, Verifiable, and Irreversible Dismantlement
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今後のシナリオ? 軸 統一の方向性、核の方向性
朝鮮半島の統一し、非核化する     39パーセント
朝鮮半島の統一し、非核化しない    10パーセント
朝鮮半島の統一しないで、非核化する  1パーセント
朝鮮半島の統一しないで、非核化しない 50パーセント(現状維持)
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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)党委員長が、27日の南北首脳会談の中で、「日本と対話する用意がある」と日朝対話に意欲を示していたことがわかりました。

 はじける笑顔を見せる文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金正恩党委員長。南北首脳会談後の晩餐会で、マジックショーを見ている際のひとこまだそうです。ほかにも一緒に平壌(ピョンヤン)冷麺をすすったり、統一旗が描かれたケーキが入ったチョコレートを割ったりと、終始、和やかな雰囲気です。

 その首脳会談で話し合われた内容が、少しずつ明らかになってきました。

 「金正恩党委員長も北朝鮮がいつでも日本と対話する用意があることを明らかにしたと、文大統領が安倍首相に伝えました」(韓国大統領府報道官)

 文大統領は29日朝、安倍総理との電話会談で南北首脳会談について説明。その中で「日本が北朝鮮と対話する意思を持っていて、過去の歴史清算に基づいた日朝の国交正常化を願っている」と金党委員長に伝えたことを明かしました。

 金党委員長は、「いつでも日本との対話の用意がある」と意欲を示したということです。

 「(文在寅大統領から)拉致問題、そして日朝関係について、私の考えを伝えたという話がございました」(安倍首相)

 ただ、金党委員長が拉致問題に対してどのように言及したかについて、安倍総理は「詳細は控える」としています。

 このほか、南北会談では金党委員長が文大統領に対し、北部・豊渓里(プンゲリ)にある核実験場を「来月中に閉鎖し、対外的に公開する」と伝えていたことも明らかになりました。

 「(金正恩党委員長は)国際社会に透明性を持って公開するために、韓国と米国の専門家とメディア関係者を近く北朝鮮へ招く意向を示した」(韓国大統領府首席秘書官)

 豊渓里の実験場についてはすでに廃棄の方針が発表されていましたが、「崩落し、使われなくなった坑道を閉鎖するだけ」との指摘が出ていました。

 これについて、金党委員長は会談で「来れば分かるが、核実験を行ってきた既存の実験施設よりも大きい2つの坑道があり、これはしっかりと機能している」と話したということです。韓国政府は、「北朝鮮が核をめぐる検証に積極的に臨む意志の表れだ」と歓迎しています。

 一方、この人は・・・。
 「非常にいい会談だった。文大統領からは全てアメリカのおかげだと賞賛されたよ」(トランプ大統領)

 トランプ大統領は日本時間の29日午前、ミシガン州で支持者の前で演説し、南北首脳会談の実現への自身の貢献をアピール。すると・・・。
 「ノーベル平和賞!ノーベル平和賞!」
 「ノーベル賞か・・・。私は自分の仕事をしたいだけだよ」(トランプ大統領)

 また、金正恩党委員長との米朝首脳会談については「3、4週間以内に行われると思う」と述べ、5月中にも開かれる見通しを示しました。

 開催場所についてトランプ政権に近い関係者は、JNNの取材に対し「トランプ氏はシンガポールを、北朝鮮側はモンゴルの首都ウランバートルを希望している」と語りました。米朝会談に向けた動きが一気に加速していくことになりそうです。

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CVID(朝鮮半島)    Complete, Verifiable, and Irreversible Dismantlement
(完全な、検証可能な、不可逆的な解体)

アメリカが提示した北朝鮮の核問題解決の原則で、「完全かつ検証可能で不可逆的な(核)解体」の頭文字をとってこう呼ばれる。高濃縮ウラン(HEU→「北朝鮮核開発問題」)計画は、北朝鮮が過去、核問題に関して交わしたすべての取り決めに違反するとして、平和利用を含む一切の核計画を認めないとするアメリカの立場を示したものであり、2004年2月の第2回6者協議以降定着した。05年9月に採択された6者協議共同声明は、北朝鮮の「原子力の平和利用の権限を有する」という発言を他の参加者が「尊重する」と述べたことを明記し、「適当な時期」に北朝鮮への軽水炉提供問題について議論を行うことに合意をみた。しかし、ここで「軽水炉提供問題」と言及されたように、軽水炉提供は必ずしも前提ではなく、アメリカは北朝鮮が核不拡散条約(NPT)に復帰し、「非核化」が検証されるまで北朝鮮には軽水炉を提供しないとの立場をとるであろう。この声明で言及された「すべての核兵器と核計画」を放棄するとの文言は、北朝鮮がHEUを含む核計画を放棄することを意味するが、全貌(ぜんぼう)が把握されていないHEU計画の放棄を検証することには相当の困難が伴うと考えられる。

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ポンペオ氏の就任後初、ヨルダンで日米外相会談へ

 河野外務大臣とアメリカのポンペオ国務長官が、訪問先のヨルダンで会談することになりました。ポンペオ氏が国務長官就任後、初めての日米外相会談となります。

 外務省によりますと、日米外相会談は訪問先であるヨルダンの首都アンマンで日本時間の30日午後、開かれるということです。

 日米外相会談は、今月26日にポンペオ氏が国務長官に就任して以降初めてで、南北首脳会談の結果を踏まえ、北朝鮮の完全な非核化や弾道ミサイルの廃棄、拉致問題などについて協議されるものとみられます。

 ポンペオ氏は、今月はじめにはCIA=中央情報局長官として極秘に北朝鮮を訪れ、金正恩朝鮮労働党委員長と会談していて、河野大臣は、その際のやりとりや北朝鮮側の主張などについても情報を得たい考えです。

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安保理視察団、ロヒンギャ問題でバングラデシュを訪問

 ミャンマー西部のラカイン州からイスラム教徒の少数民族ロヒンギャおよそ70万人が難民化し、バングラデシュへと避難している問題をめぐり、国連安全保障理事会の視察団が29日、バングラデシュの難民キャンプを訪れました。

 AP通信によりますと、国連安保理の視察団は29日、南東部のコックスバザール近郊に設置された難民キャンプを訪れ、ミャンマーから逃れてきたロヒンギャ難民らと面会しました。

 キャンプで生活しているロヒンギャの人々は、視察団に対してラカイン州への帰還が無事に行われるよう、国連からの支援を求めたということです。ただ、ロシアの視察団メンバーは「問題を簡単に解決する魔法のような方法はない」と述べ、早急な解決は難しいとの認識を示したということです。

 視察団は、30日にはミャンマーを訪れる予定です。

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イエメンで武装勢力幹部の葬儀会場近くにミサイル

 内戦が続くイエメンの首都・サヌアで28日、サウジアラビアが主導する連合軍による空爆で先週、死亡したイスラム教・シーア派武装勢力の幹部の葬儀が行われました。

 会場のすぐ近くにミサイルが着弾しますが、大勢集まった支持者らはかまわずシュプレヒコールを上げ続けています。この葬儀会場での死者は出なかったということです。

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