サッカー日本代表に 岡山から声援

日本が2大会ぶり決勝トーナメント進出 サッカーワールドカップ

28日夜、運命の一戦です。
サッカーのワールドカップロシア大会の1次リーグ第3戦、日本はポーランドと対戦します。
試合開始まで、あと5時間。
岡山でも、盛り上がりを見せています。

開幕前は、あまり売れ行きが良くなかったというワールドカップの関連グッズですが、日本代表が初戦でコロンビアを下して以降、買い求める客が急激に増えたといいます。
現在は、開幕前の10倍の売り上げで、品薄状態です。
タオルやうちわなどの応援グッズも人気です。
日本が1次リーグで敗退すると、この特設コーナーも終わってしまう予定だということで、店としても、なんとか勝利して欲しいといいます。
岡山市東区の小学校を交流事業で訪れたファジアーノ岡山の選手たちも熱い視線を送っています。
岡山市北区の「アングルスポーツバー」では、開店前の準備に大忙しです。
ワールドカップは、全てのスポーツの中でも最も盛り上がるイベントだといいます。
すでに予約でいっぱいです。
点が入ったり好プレーが生まれたりすると、酒の注文も増え、てんてこ舞だといいます。
決勝トーナメント進出がかかる運命のポーランド戦は、28日夜11時キックオフです。

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岡山からW杯へ届け「ニッポン

 運命の一戦に岡山からも熱視線が注がれた—。28日深夜から29日未明にかけて行われたサッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会の日本—ポーランド戦。岡山市北区幸町のスポーツバーでは、日本代表ユニホームを着た大勢のサポーターらが駆け付け、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を目指すイレブンに大声援を送った。 引き分け以上で16強入りが自力で決まる1次リーグ最終戦。午後11時のキックオフ前から会場はヒートアップした。太鼓が打ち鳴らされ、大画面に映し出される選手に向かって「ニッポン」コールが湧き起こる。岡山市北区の会社員男性(27)は「勝ちしか考えていない。みんなで喜びを分かち合えるよう精いっぱい応援するつもり」と気合十分だ。 一進一退の攻防が続く中、前半32分にGK川島永嗣選手がスーパーセーブでピンチを救うと、割れんばかりの拍手を起きた。「惜しい場面も多い。もっとアグレッシブに攻めて得点を奪ってほしい」と山陽学園大2年の女子学生(19)。 相手は1次リーグ敗退が決まっているとはいえ国際サッカー連盟(FIFA)ランキング8位の強豪。倉敷市の会社員男性(44)は「1位通過できるよう岡山からパワーを送る」と勝利を願った。
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さすがW杯日本の賞金すでに13億円、Vで42億円


  ワールドカップ(W杯)ロシア大会で29日、日本は2大会ぶり3度目の決勝トーナメント(T)に進んだ。ポーランド戦で1点を追う終盤にパスを回し時間稼ぎする「安全策」を敢行し、同時進行のセネガル-コロンビア戦に全てを委ねる試合運びに賛否が巻き起こっているが、日本は決勝Tに進んだことで4億4000万円の賞金増も勝ち取った。

 ◆18年大会の賞金 総額は4億ドル(約440億円)。優勝賞金は前回大会から300万ドル増の3800万ドル(約41億8000万円)。準優勝チームは2800万ドル、3位は2400万ドルで、そのほかは成績に応じて賞金が決まる。16強入りした日本は現時点で、賞金1200万ドル(約13億2000万円)。1次リーグ敗退の場合の賞金は800万ドル(約8億8000万円)で、その差は約4億4000万円だった。また、賞金とは別に準備金として、出場全チームに各150万ドル(約1億6500万円)が与えられる。今大会の日本は賞金と準備金の合計だけで、約14億8500万円を手にしたことになる。
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