岡山後楽園に巨大白桃オブジェ 1日から県キャンペーン「果物時間」
フルーツをテーマにした岡山県初の観光キャンペーン「おかやま果物時間」が7月1日に開幕するのを前に、岡山市の後楽園西外園に巨大白桃のオブジェがお目見え。29日に試験点灯があり、周囲を幻想的な雰囲気に包んだ。
全国で活動するグラフィックデザイナーや照明家らでつくるアート集団「ミラーボーラー」が創作した。金属製の骨格を桃の形に組み、和紙で覆っている。高さ約3メートル、幅約5メートル。内部には七つのミラーボールやライトを配している。
試験点灯は午後7時~8時に行われ、ライトがミラーボールに当たって反射すると、夕闇にピンク色の桃が浮かび上がった。近くを通り掛かった大学4年の男性(21)は「いつもと違う雰囲気。インスタグラム(写真共有アプリ)に投稿しても面白そう」と話していた。
作品は8月31日まで展示し、7月1日から毎日午後6時半~9時半に点灯する。キャンペーンは県やJRなど45団体を実施主体に、10月末まで開かれる。約150店での県産果物を使ったメニューの提供、果物狩りツアーなど約40事業を計画している。
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