岡山県立博物館(岡山市北区後楽園) の「甲冑展」会期終盤

  平安〜江戸時代の鎧兜(よろいかぶと)を集めた岡山県立博物館(岡山市北区後楽園)の特別展「サムライアーマー甲冑(かっちゅう) 岡山ゆかりの名品と変わり兜」(県教委など主催、山陽新聞社共催)は8日まで。終盤の4日も歴史ファンらが訪れ、戦場を彩った武士の装いをじっくり鑑賞した。 65件を展観。会期後半から登場した幕末の大老・井伊直弼の甲冑「朱漆塗紅糸威(おどし)縫延腰取二枚胴具足」(彦根城博物館蔵)は、井伊家伝統の「赤備え」が鮮やかだ。岡山に伝わる国宝で、平安期の大鎧「赤韋(がわ)威鎧」の復元品(高梁市歴史美術館蔵)は、製作当初の姿をよみがえらせる。 板倉勝重、山田方谷ら地元ゆかりの人物の甲冑、奇抜なデザインの変わり兜も並ぶ。井伊家の甲冑を目当てに家族と訪れた、岡山市中区の女性(32)は「展示でも目を引く赤は戦場で映えたと思う。想像以上に迫力があった」と喜んでいた。 会場では玉野市出身のイラストレーター正子公也さんによる戦国武将画のパネル展も開催。7日は午後1〜4時、甲冑の着用体験も行う。