岡山 復旧・被災地に“ボランティア格差” (例えば、倉敷市真備町と矢掛町 隣町)
水害作業 マニュアル

報道も支援もない岡山矢掛町など!  「報道も支援もない…」住民の悲痛な声 小田川周辺で孤立する地域 岡山 矢掛町など

復旧・被災地に“ボランティア格差”

 ボランティアの力を効率的に被災地に届けるか。
ボランティア数に差が出てきている。

広島県のケースを紹介。
Jチャンネル 0718


海田町ではボランティアの数が足りていない。
これは道路状況が関係しているかもしれない。
隣の坂町ばかり報道されている。
また、取材の多い所にボランティアが集中してしまう。
広島でも救援格差、報道格差、ボランティア格差、かなり問題になってる。

ボランティア数  坂町 約1700人 海田町 約700人(11日から17日)(1日 必要人数 120 人 活動46人)
 
岡山県のケースを紹介。
岡山 倉敷市 総社市 矢掛町


倉敷市真備町と矢掛町は隣同士だが、倉敷市の方にボランティアが集中してしまう。
行政区をまたいでボランティアの数を調整できていないのが現状。
今は市町村単位でボランティアを受け付けている。
被災地に足を運んでから「やっぱり別の被災地へ」と移動するのは困難。
ボランティアシステムは構築されつつあるが、俯瞰で見る組織がない。
きのう内閣府はボランティア支援団体などと連携して自治体の枠を超えた情報共有の実現について協議した。

ボランティア数   倉敷市真備町 約6000人 矢掛町 約1000人(11日から17日) (1日 必要人数 73 人 活動49人)

「岡山県倉敷市真備町」や「広島県呉市」あたりの情報は多いけど、「岡山県高梁市」や広島県三原市、江田島も被災地だからって情報提供。

報道の偏りもボランティア格差が生まれる原因になっていることをマスコミは忘れないでほしいです。被害は同規模かそれ以上でも、マスコミが入らなければボランティアは集まりません。

“矢掛町の小田川の3か所と総社市の高梁川の2か所、笠岡市の尾坂川、それに、井原市の高屋川ではまだ仮の堤防ができておらず、県は復旧工事を急いでいます”

岡山倉敷市真備町の堤防決壊の11か所で応急工事終わる。

http://www.town.yakage.lg.jp/syakyo/yakage.htm
2018年7月17日放送 
浸水被害も支援に“格差”「ボランティア来てほしい」

ツイッターで投稿のあった岡山・矢掛町を取材。小田川の堤防が町内で3か所決壊したといい、土のうが積まれ、一部で復旧工事が行われていた。人的被害はなかったが、床上浸水が357棟。浸水被害を受けた住宅を取材すると、浸水は高さ170センチに及んだといい、床下に溜まった水を抜く作業などがみられた。住民からは、隣の倉敷市真備町ばかりが報道されている、知人に呼びかけたら初めて矢掛町の被害を知ったと言われたなどとの声が聞かれた。町の災害ボランティアセンターではSNSなどで情報発信をしているといい、担当者はまだまだ人手が足りないと答えた。

岡山県倉敷市真備町では災害ゴミが山積みになっている。堤防決壊で51人が死亡した地域、朝6時から住民は家財道具の掃除を行っていた。最高気温35.7℃の猛暑日となった。地元のハピーズ真備店が移動店舗を行い日用品や飲み物を販売した。しかしツイッターでは、「矢掛町もひどい状態だが真備町ばかりが報道され物資が届いていない」と投稿があった。

岡山県倉敷市矢掛町を取材、西日本豪雨で小田川の堤防が決壊し住宅地に流れ込んでいた。人的被害はないが357棟が床上浸水している。住民はポンプなどで溜まった土砂を取り除く作業に追われた。170cmくらい浸水しているとし、濁流が流れ込んで2階に避難したという。男性は真備が大変なのはわかるが、こっちの情報がないのでボランティアが来ないとした。矢掛町は友だちさえも知らないという。ボランティアセンターの所長はボランティアを呼びかけた。

岡山県倉敷市矢掛町を取材、ここは西日本豪雨で小田川の堤防が決壊した。避難場所の町民会館が浸水したので避難できなかった。

小田川は西隣の岡山県矢掛町内でも3カ所決壊した。

岡山・矢掛町では避難所に指定されていた「中川町民会館」が小田川の堤防が決壊した場所の近くにあり浸水するなど、避難場所の選定方法にも課題が残ったという。町民は、今回の水害を教訓に防災対策を高めてほしいと答えた。
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 【矢掛町】町社会福祉協議会が町農村環境改善センター(矢掛)で、午前9時〜正午に災害ボランティアを受け付けている。作業内容は浸水被害を受けた家屋の片付けなど。専用電話は080—2931—8642、080—2931—8742、080—2931—8842。同センターでは支援物資も受け付けている。午前9時〜午後5時。受付品目はゴーグル、熱中症対策の冷却材など。ボランティアの支援要請、支援物資に関する問い合わせは町保健福祉課(0866−82−1013)。

http://www.town.yakage.lg.jp/syakyo/yakage.htm
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「真備町までは来るが、その先へ行くボランティアは少ない」

ボランティアが次々に熱中症でダウンしているという。災害ゴミが復旧の壁になっている。広島県で死者100人。安否不明者は15人。岡山県では死者61人、安否不明は3人。西日本豪雨での死者は210人、不明は21人となっている。今日は、1万6000人を超えるボランティアが活動する見込みだ。真備町では熱中症による搬送者は、29人中13人がボランティアの人だったという。岡山の倉敷市では20分作業したら10分休憩するルールがある。マスクをすると体感温度が40度を超えてしまうだろう。日陰が少ない。働きすぎには要注意だ。ボランティアが熱中症になると被災地に負担をかけることになる。東北や熊本から来る人もいるという。遠くからきていると張り切ってしまうかもしれないという。水、食料は自己責任が基本だ。

ボランティアの課題が見えてきた。ボランティア格差が生まれている。30分で来る地域、4日たっても来ない場所もあるという。現場も混乱しているので、受け入れ側が確認しないといけない。ボランティアは仕事を分担している。連携がうまくいかないこともある。電話の回線が混雑することもある。拠点の近くは行きやすい。はなれたところは行きにくい。それが格差になってしまう。真備町までは来るが、その先へ行くボランティアは少ないという。

 矢掛町ハザードマップ

矢掛町 ハザードマップ 000

岡山 矢掛 3つ 決壊
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岡山 矢掛町 ハザードマップ02
 
復興支援進むも住民の疲労色濃く 小田川決壊で浸水被害の矢掛町

 西日本豪雨で小田川の堤防が決壊し、中川小学校区を中心に約600棟が床上・床下浸水した岡山県矢掛町。連日、災害ボランティアが駆け付け、復興に向けた支援の輪は着実に広がっているものの、生活再建はなお遠い。被災した人たちの精神的、肉体的な疲労もピークに達している。

 「どこから手を着ければいいのか」。矢掛町の歯科技工士男性(62)は13日、変わり果てた自宅に目をやり声を詰まらせた。

 池田さんの自宅は1メートル超、仕事場として使っていた建物は約2メートルの高さまで浸水。1階の家電製品や家具、仕事道具のほとんどが泥水に漬かったといい「廃業しなければならないだろう」とつぶやいた。

 同町の会社員男性(65)も自宅が1メートル超の浸水被害を受けた。うだるような暑さのなか、泥をかぶった荷物を運び出す作業に追われている。それでも「少しずつでも元の生活を取り戻したい」と前を見据える。

 同町によると、6日夜から7日未明にかけ、東川面、江良、本堀の3カ所で小田川の堤防が決壊。浸水被害は広範囲に及び、床上約200棟、床下約400棟に上った。人的被害はなかったが、約20人が住宅に取り残され、消防などがボートで救助した。

 町社会福祉協議会は11日、災害ボランティアの受け付けを開始。16日までに延べ約千人が被災した家屋を訪れ、家財の搬出や泥かき作業に汗を流した。同町出身の会社員(28)=岡山市南区=は「思った以上に被害は深刻。古里の復興のために力になれれば」と話す。

 町内では17日現在、2カ所で避難所が開設されており、計約20人が身を寄せている。避難所の一つ、日妻公会堂(同町浅海)では被害を免れた地元の住民有志が朝、昼、夕の3回、手料理を振る舞っている。

 自宅が浸水した女性(81)=同町=は「温かい支援に心が癒やされる。本当に感謝している」と目を潤ませた。避難所を運営する多賀俊隆・浅海自治会長(60)は「被災者の生活再建のめどが立つまでは支援を続けたい」と話している。
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3連休明けボランティア不足が深刻…派遣先の割り振りも課題 倉敷市

 3連休が明けて新たな「課題」が出てきました。西日本豪雨の被災地、倉敷市真備町では、ボランティア不足だけでなく、派遣先の割り振りなども課題になっています。

(ボランティア派遣を希望する住民はー)
「電話で申し込んで、はい分かりましたっておとなしく待ってるもののずーっと後回し、電話でらちがあかないからきょう初めてここへ来たんです」
「こちらに来てるのはかなり緊急性が高い人たちなんですよ」

 倉敷市真備町のボランティアの受付センターには、朝早くから被災した住民が足を運びました。ボランティアの数が減っている上、派遣先の割り振りや順番の決め方も課題となっています。

(ボランティア派遣を希望する住民はー)
「すごいきのう待ちました。待ってる時間が片付けられないから、すごい困りました。だから早めに来ようと思って。床がびちゃびちゃで早くしないと、腐っちゃう状態」

 家の2階まで浸水したという、真備町川辺の中村恵子さん(64)。
 2階建ての家に一人で住んでいて、浸水した時は2階に取り残されました。その後、自衛隊のボートで救出されたそうです。
 一週間ほど前から片付けを始め、息子らも作業を手伝っています。

 17日は朝早くから並んだかいもあって、6人のボランティアが応援に来てくれました。

(ボランティアはー)
「本当は3連休中に参加したかったんですけど、子どもの面倒とか見ないといけなくて、きょうは仕事は休みを頂いて、参加させていただきました」

(中村恵子さん)
「物が多くてなかなか自分たちだけでは出し切れないので、かなりまいってますけど、今は気を張ってるから大丈夫です」

 2階においてあった衣装ケース。完全に水浸しです。みんなで協力して、家具や段ボール、ゴミをひたすら家から出す作業が続きます。

 ボランティアの活動は3時間ほどでしたが、かなりはかどったようです。

(中村恵子さん)
「本当にありがたかったです。自分たちだったらほとんどできてないと思います。」

(ボランティアはー)
「もっともっと人が、たくさんいた方がいいんだろうなと思いました。お休みとかあったら来れたらいいなと思います」

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岡山 矢掛町 やかっぴー のコピー

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災害ボランティアセンター設置状況です。

http://www.town.yakage.lg.jp/syakyo/yakage.htm 
http://www.okayamashi-shakyo.or.jp/2018/07/1043/  
http://kurashikisyakyo.or.jp/  
http://www.sojasyakyo.or.jp/ 
http://kasaoka.or.jp/ 
http://www.takahashi-shakyo.org/00news/news20180709.html 
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岡山 矢掛駅 から  吉備真備 (倉敷市 真備地区 )から 清音駅

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2015 0915


倉敷市洪水・土砂災害ハザードマップ (平成28年8月作成、平成29年2月更新)

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豪雨被害の影響

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岡山 皇太子ご夫妻 岡山県を訪問へ  雅子さまは初の県内訪問  (矢掛町を訪れて、宿場町に残る旧矢掛本陣、「人と科学の未来館サイピア」、 ジップアリーナ岡山) 7月11、12日


皇太子さまの岡山訪問取りやめ=豪雨被害で-宮内庁
 宮内庁は9日、岡山県などを襲った豪雨被害を受け、11、12両日に予定していた皇太子さまの同県訪問が取りやめになったと発表した。
 皇太子さまは、岡山市での第54回献血運動推進全国大会などに出席する予定だったが、豪雨の影響で大会は中止となった。知事ら関係者が災害対策に専念できるようにとの皇太子さまの思いもあり、訪問取りやめが決まったという。 

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復旧・被災地に“ボランティア格差”の解消は?

(1) マスコミの偏った報道による2次被害?・格差?(せめて、報道は平等になるよに努力を)
(2) 市町村の「発信力」による2次被害?・格差?(マスコミ等の報道がない場合は、町長や市長の発信力がカギ)
(3)公共交通手段等によるインフラ状況による2次被害?・格差?
(4) 市町村のボランティアの受け入れ体制・組織力不足(ボランティアを市町村にお願いしても、1週間以上、こないなど「声」も)

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「格差」と「多様性」 - 悪い”違い”・良い”違い”



少子高齢化が進展し、これから本格的な人口減少時代を迎える日本は、規制緩和をはじめとした徹底的な構造改革が求められている。あらゆる分野で市場原理が導入され、効率的な社会経済の運営が不可欠だ。しかし、その結果、所得格差、雇用格差、情報格差、教育格差、地域格差など、多くの「格差」が発生して、日本は格差社会になりつつあることも事実だ。先の参議院選挙でもこの格差問題がひとつの大きな争点になったが、市場競争のなかでさまざまな“違い”が発生するのは当然の帰結でもある。

社会に“違い”が生じることは決して悪いことではない。問題は、その“違い”が「格差」なのか「多様性」なのかという点である。「格差」とは自分の努力や意志ではどうすることもできない他律的に決められた社会の枠組みであり、「多様性」は自らが選択できる自律的なものだ。したがって、単に“違い”があることだけを捉えて「格差」だということもできないし、「格差」となった“違い”を「多様性」とすり替えてはならないのである。今日の重大な課題は、日本社会がさまざまな“違い”を「多様性」として捉えることが難しい状況にあることではないだろうか。

近年では若者の非正規雇用が増加しているが、成熟社会では正規雇用だけではなく多様な就労形態を選択できることが重要だ。もし、若者自らが自分の価値観に基づくライフスタイルから非正規雇用を選択しているとすれば、その“違い”は「多様性」といえよう。しかし、正規雇用を望むにもかかわらず非正規で働き続けざるを得ず、いつまでも貧困から抜け出せないワーキングプアが存在するならば、その就労形態の“違い”は「格差」である。

21世紀は国民のニーズも価値観も多様となり、国家も企業も多様性(Diversity)が求められる時代だ。同質性の強い国家や企業は、ある特定方向の力が作用するともろく崩壊するだろう。だからさまざまな方向から外力が働く成熟社会では、国家も企業も多様性に富んだ人材ポートフォリオが不可欠なのである。

そのような社会を築くためには、悪い“違い”を 良い“違い”に、すなわち「格差」を「多様性」に転換することが必要だ。そのためには階層間の移動が困難で“違い”を固定化するような社会制度を見直し、弱者が安心して暮らすためのセーフティネットの整備を図ることが重要である。そしてさらに年齢や性別などに制約されない『個を活かす』社会づくりを行わなければならない。明治時代の女流詩人・金子みすヾの有名な詩「私と小鳥と鈴と」の最後の一節には、『みんなちがって、みんないい』とある。卓見だと思う。
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