岡山 甲子園始球式で平松政次さん登板 「奇跡のボールに満足」

  第100回大会の記念事業「甲子園レジェンド始球式」で9日、1965年春に岡山勢唯一の全国制覇を成し遂げた岡山東商OBの平松政次さん(70)が登板。「ナンバーワンの球場。何とも言えない」と久々に立った聖地のマウンドに心躍らせた。

 鋭く曲がる「カミソリシュート」を武器に大洋(現DeNA)で通算201勝を挙げ、野球殿堂入りを果たした大投手。ゆったりとしたフォームから投じたボールが外角低めにノーバウンドで決まると、右手を突き上げた。壁にボールを当てたり、孫とキャッチボールしたりして大役に備え、「奇跡に近いボールが行き、満足している」と喜んだ。

 65年のセンバツでマークした39イニング連続無失点記録は半世紀が過ぎた今も大会記録として残る。「甲子園は夢舞台。力いっぱい、精いっぱい、思い残すことなく頑張ってほしい」と球児にメッセージを送った。