岡山 矢掛町が被災者支援に1.8億円 / 被災生徒支援へ矢掛高にバス運行


  岡山県矢掛町は30日、5億4200万円の2018年度一般会計補正予算案を発表した。西日本豪雨からの復旧、被災者支援に約1億8800万円を配分。9月3日開会の定例町議会に提案する。 災害復旧関連事業の主な内訳は、半壊以上の住宅などを対象にした被災家屋公費解体等工事費2千万円▽農業用機械の修繕などを対象にした補助事業費6075万円▽JA倉敷かさやが運営する農産物直売所「矢掛宿場の青空市きらり」(同町本堀)の再整備補助費6660万円—など。 補正後の総額は100億7500万円(前年同期比32%増)。災害復旧に伴う予算としては、8月1日付で10億1500万円を専決処分している。 ほかの主な事業は、町中心部の古民家を宿泊施設として整備するための調査設計費など750万円▽矢掛屋本館に宿泊者用人工温泉施設を整備するための改修費1200万円▽町中心部に整備予定の道の駅の用地購入費5900万円▽大阪北部地震後の緊急点検により6小と1幼稚園で見つかった危険ブロック塀の修繕費325万円—など。

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被災生徒支援へ矢掛高にバス運行


 西日本豪雨で被災した生徒を支援しようと、矢掛高(岡山県矢掛町矢掛)と同高同窓会、矢掛町、認定NPO法人カタリバ(東京)の4者が29日、パートナーシップ協定を結んだ。避難先から通う生徒のため、連携してスクールバスの運行などに取り組む。 スクールバスは2学期の始業式に合わせ、22日から既に登下校時間に合わせて運行。同高とJR新倉敷駅(倉敷市玉島爪崎)を結び、15人前後が利用しているという。 運行費用は来年3月末までで約700万円を見込んでおり、町が経費400万円を9月定例町議会に上程する予定。残りはふるさと納税で募る。 協定書には、スクールバスの運行のほか、東日本大震災の被災地で子どもの学習支援に取り組むカタリバが生徒の相談に応じることなども盛り込んでいる。 調印式には前川隆弘校長、川井收治同窓会長、山野通彦町長、カタリバの今村久美代表理事が出席。前川校長は「大変うれしく思う。今後も生徒が安心して学べる環境を整えていきたい」と話した。 同高によると、豪雨で全校生徒(400人)の2割近い76人が被災。そのうち約50人がみなし仮設住宅や親戚宅などから通学しているという。寄付の問い合わせは町総務企画課(0866—82—1010)。
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