29日のファジホーム戦盛り上げ (岡山県内の学生を無料招待する)先着1500人にはオリジナルデザインのTシャツプレゼントも

  サッカーJ2ファジアーノ岡山が29日のホーム戦で岡山県内の学生を無料招待するのに合わせ、学生サポーター組織・ファジピスタは、音楽ライブや仮装イベントなどを企画している。学生ならではのアイデアで、スタジアムの盛り上げに一役買おうと意気込んでいる。 29日はシティライトスタジアム(岡山市)でアルビレックス新潟と対戦。催しは午後3時から試合が始まる同7時まで実施する。 スタジアムの正面玄関付近に特設ステージを設け、県内の大学サークルが吹奏楽ライブを披露したり、ダンスやうらじゃ踊りの演舞を繰り広げたりする。スタジアム周辺では落語の寄席があるほか、3人制バスケットボール「3on3」の試合も行われる。 仮装・コスプレで来場した学生を対象にしたきび団子、アイスといったスイーツの試食会(同4時〜)もある。 ファジピスタは学生の力でチームを活気づけようと2009年に発足し、約150人が所属している。Jリーグの調査(17年)によると、ファジアーノのホーム戦入場者のうち19〜22歳は3%台にとどまる。チームは昨年、初の学生無料招待デー(10月)を設け、ファジピスタもイベント開催で協力したところ、学生入場者が10・8%へ増えた。 ファジピスタ代表の岡山大3年児玉怜さん(21)は「多彩なイベントを楽しんでほしい。スタジアムに足を運び、選手やサポーターの熱気を感じてもらえれば」と話す。 無料招待は県内の大学生、短大生、専門学校生らが対象。スタジアム前広場特設テントの受付(午後4時〜7時)で、Jリーグ公式アプリをダウンロードして学生証を提示すれば、A自由席のチケットがもらえる。先着1500人にはオリジナルデザインのTシャツプレゼントもある。