岡山公共交通戦争? 「めぐりん」議論の結論持ち越し (両備HD(両備バスなど)VS 八晃運輸(めぐりん))

( 「めぐりん」議論の結論持ち越し つまり、「現状維持」!? )

 岡山市は30日、地域公共交通網の形成を目的とした法定協議会の「幹事会」を同市内で開き、八晃運輸(同市)が求めている循環バス「めぐりん」の益野線のJR岡山駅東口バスターミナルへの乗り入れについて議論した。市は方面別での乗り入れを提案したが、一部バス事業者が反対するなどして結論を持ち越した。 幹事会はバス事業者や行政関係者、住民代表、大学教員ら25人で構成。法定協で扱う案件について、議論をより深めるため非公開とした。 出席者によると、八晃運輸の新規乗り入れで、市は両備ホールディングス(HD、同市)の西大寺線が乗り入れている「10番」が同じ方面のため望ましいと説明したが、同社は運行に支障が出るなどとして反対した。幹事会での意見を踏まえ、市はめぐりんが乗り入れた場合にどのような影響が出るかを今後詳しく調べるという。 ターミナル乗り入れでは、八晃運輸以外に、両備HDと岡山電気軌道(同市)が便数増加を求めており、ターミナル内の運行総数を管理しているJR西日本は容認する考え。市都市整備局は「調査結果を踏まえ、次回幹事会で改めて議論したい」としている。 益野線は市中心部と西大寺地区を結ぶ1周23・9キロで、4月27日に開設。両備HDの西大寺線と競合するため、同社と岡電は「収益が下がる」などとして赤字幅の大きい県南部のバス31路線の廃止届を中国運輸局に提出し、その後取り下げた。

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岡山市「未来づくり推進」8事業

 岡山市は29日、ビジネスの手法で地域課題を解決するコミュニティービジネスの創出に向けた「市地域の未来づくり推進事業」で、高齢者の生活支援や新たな特産品の開発など、住民グループらが発案した八つの取り組みを2018年度の補助対象に決めたと発表した。 同事業は中山間・周辺地域の振興対策で、合併地域や人口減を考慮した市内52小学校区が対象。補助期間が最大5年と1年の2タイプを用意している。 最大5年のタイプは一つで、南区箕島の地元町内会が手掛ける「東新田安心生活応援ボランティアの会」。高齢世帯を対象に草刈りや用水路掃除の代行、病院の付き添いといった手助けを1時間500円で請け負う。補助額は必要機材の購入費など計64万6千円。 1年の七つは、北区建部地域のジビエ(狩猟肉)利活用推進▽同御津宇甘西久保地区の柿を生かしたジュースや餅の開発▽同牟佐地域のパクチーを使った「岡パクしょうゆ」の試作販売—など。補助額は材料費など36万8千〜45万円。 いずれも補助期間に軌道に乗せ、コミュニティービジネスとしての確立を目指す。 来年1〜2月には19年度以降の取り組みを受け付ける。市事業政策課は「住民のアイデアの実現を後押しするとともに、企業や団体に積極的な参加を呼び掛け、事業を盛り上げていく」としている。


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