西日本豪雨 岡山県内の死者66人に 5人が「災害関連死」と認定



 7月の西日本豪雨のあと、岡山県内で死亡した80代から90代の男女5人が、8日までに「災害関連死」と認定され、関連死を含めた西日本豪雨による岡山県内の死者は66人になりました。

災害のあと避難生活での体調の悪化やストレスなどが原因で死亡した場合、自治体に申請し、審査会をへて「災害関連死」と認定されれば、遺族は「災害弔慰金」を受け取ることができます。

岡山県内では、肺炎や心不全などで死亡した倉敷市の3人、総社市と高梁市のそれぞれ1人の合わせて5人の遺族が認定を申請し、先月開かれた審査会で、5人全員が「死亡と災害との関連が認められる」と判断されていました。

岡山県によりますと、これを受けて3つの市は、8日までにこの5人を「災害関連死」と認定したということです。

認定された5人は男性が1人、女性が4人で、年代は80代が2人、90代が3人だということです。

西日本豪雨で岡山県内では61人が死亡していて、「災害関連死」を含めた死者は66人となりました。