岡山 倉敷市真備町 保育園にサンタクロース
復興の現場からです。
豪雨で被災した子どもたちを元気付けようと、島根県の71歳の男性が、サンタクロース姿で、倉敷市真備町の保育園を訪れました。
一足早いクリスマスプレゼントに、子ども達の笑顔があふれました。
子どもたちの歓声が響いたのは、倉敷市真備町の真備かなりや保育園です。
7月の豪雨では園児の約7割が被災し、建物も2階近くまで浸水するなど大きな被害を受けました。
クリスマスを前に、園児たちに笑顔をとサンタクロース姿で訪れたのは、島根県で飲食店を営む71歳の村松憲さんです。
村松さんは、災害が起きる度に被災地に駆けつけてケーキを届ける支援活動を40年以上、続けてきました。
きっかけは、高校生の時に受けた豪雨の被害でした。
その時の支援の恩返しができればという思いからです。
29日は、豪雨で文房具が水没した園児も多いことから、ケーキではなく、「がんばろうまび」と書いた鞄に文房具を入れて、プレゼントしました。
村松さんは、29日1日で倉敷市真備町の保育園を3か所まわり、合わせて350個の一足早いクリスマスプレゼントを届けました。
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被災園児らにプレゼント、真備町 島根のサンタが岡山に
サンタクロース姿で全国の被災地にプレゼントを届ける活動を続けている島根県雲南市の飲食店経営村松憲さん(71)が29日、西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市真備町地区の2カ所の保育園を訪れ、園児を励まそうと文具などを贈った。
11月から全面再開した真備かなりや保育園では、園児ら約160人が出迎えた。村松さんは「(豪雨では)怖かったと思うが、プレゼントで笑顔になってほしい」とあいさつ。「ガンバロウ!まび」とメッセージが書かれたバッグと折り紙や鉛筆などを手渡すと、園児は「ありがとう」と満面の笑みを見せた。
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