岡山 公共交通マーケティング研究会 (岡山公共交通戦争? 「両備H(両備バス)」VS 「八晃運輸(めぐりん)」 どう解決?・見解?)約230人が参加
岡山 交通事情

 
利用者の減少が続いている路線バスなどの公共交通を、マーケティングの考え方で変えてゆこうという研究会が、岡山で発足しました。

全国各地のバス・鉄道・タクシー事業者などから、200人が集まりました。
地域の公共交通は、自家用車の普及や人口減少により厳しい運営が続いています。
そんな中、マーケティングの観点からサービス内容などを見直し、情報交換することで改善を目指すものです。
会では、路線バスと観光を組み合わせることで利用者が増えた事例などが紹介されました。
研究会は2か月に一度、全国各地で開かれ課題を洗い出すための合宿も開かれる予定です。

/////
公共交通の今後を研究する会発足


 全国のバス事業者などが集まり地域の公共交通のあり方を探る研究会が発足し、きょう、岡山市で初めての会合を開きました。
岡山市北区で開かれたきょうの初会合には全国のバス事業者ら200人以上が参加しました。
会合では各地のバス会社から報告があり、大きな赤字を抱えて経営統合に踏み切った高知県の「とさでん」の片岡万知雄社長はインバウンドによって外国人観光客が増える一方で運転手のなり手がいないと訴えました。
この研究会は利用者目線で考えることで地方の公共交通の生き残りを図ることを目的としています。
研究会はこれから年6回全国各地で開かれ、自動運転やICT化という技術革新も取り入れた経営スキームを作り出していくとしています。

/////
公共交通にマーケティング手法を (新規参入によるバス路線の競合問題が全国的に注目されたことなどから岡山市で開催)



 ニーズ調査やプロモーションといったマーケティングの手法を公共交通に取り入れるため、専門家や交通事業者らが意見を出し合い実践につなげていく「公共交通マーケティング研究会」が10日発足し、岡山市内でスタートアップセミナーを開いた。 幹事代表を務める名古屋大大学院の加藤博和教授(公共交通政策)が、利用者ニーズを把握し、必要とされているサービスを提供する視点が公共交通に最も欠けているとし、「関係者がフラットな立場で集まって勉強し、現場で結果を出すための場として立ち上げた」と研究会の設立趣旨を述べた。 実践発表では、広島電鉄(広島市)と広島バス(同)が利用者のデータ分析結果を踏まえ、共同運行バスで効率的なルートを設定した事例や、顧客満足度を高めるため利用者の自宅を戸別訪問しアンケートはがきや時刻表を配っているとさでん交通(高知市)などの取り組みが報告された。 セミナーは、新規参入によるバス路線の競合問題が全国的に注目されたことなどから岡山市で開催。全国のバス・タクシー事業者や国・自治体の職員ら約230人が参加した。研究会は今後、各地で年6回開く。
めぐりん のバス

/////