岡山大ブランド力は2年連続2位   (2・4ポイント減って)


 民間リサーチ会社による中四国地方の主要59大学を対象としたブランド・イメージ調査で、岡山大のブランド力は2年連続で2位に評価された。2010年の調査開始以来、1位となった16年を除き、広島大(91.1)に次ぐナンバー2の座を占めている。 調査は日経BPコンサルティング(東京)が毎年実施。今年は7、8月に中四国地方に住んで働いている2956人に各大学のイメージを49項目で尋ね、得票率を基に総合評価としてブランド力(偏差値)を算出した。 岡山大の偏差値は前年から2・4ポイント減って79・0。調査項目別では「時代を切り開いている」「好感が持てる」「立地が良い」など6項目でトップとなったが、前年に比べて3項目減った。 同大は環境保全と経済発展の両立を目指す国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の普及などに取り組んでおり、同大広報・情報戦略室は「これらの取り組みをさらにアピールし、ブランド力を上げる努力をしていきたい」とする。 岡山県内の他の大学では、ノートルダム清心女子大が「伝統や歴史を重んじている」など3項目、岡山理科大が「個性的である」など2項目、環太平洋大が「スポーツ活動に熱心に取り組んでいる」の1項目でそれぞれ1位になった。