岡山 インフルエンザ猛威 学級閉鎖相次ぐ

インフルエンザの流行が広がっています。
岡山・香川の患者は1週間で3倍に増えました。
今週になって、急に学校や幼稚園などで学級閉鎖が増え、医療機関では早めの受診を呼びかけています。

冬らしい寒さが続き街中で、マスクをした人の姿が目立ちます。
岡山市北区にある小児科でも、インフルエンザに感染した疑いがある患者が増えています。
17日午前2時ごろに、急に高熱がでたという子どもも、感染の検査を受けました。
今週になって急激に感染が広がり、岡山市北区の吉備中学校では5クラスが学級閉鎖になりました。
学校や幼稚園の臨時休業は、岡山県で94施設、香川県で30施設に上っています。
患者は、前の週から3倍に増え、インフルエンザ警報の発令ラインも近づいています。
感染すると高熱が続くインフルエンザですが、「タミフル」に加え「ゾフルーザ」という新たな治療薬も今シーズンから処方されるようになりました。
1回の服薬で、ウィルスそのものの増殖を抑えます。
寒さが続き空気が乾燥するこれからの季節は、さらに流行が広がるおそれもあり、医療機関では、早めの受診を呼びかけています。