岡山県内の花粉飛散量2〜1.3倍 (花粉シーズンが本格化)

 
 岡山県内で花粉シーズンが本格化している。日本気象協会(東京)によると、既にスギ花粉の飛散が始まっており、ヒノキ花粉を合わせた飛散量は例年の2〜1・3倍に上ると予測。飛散のピークはスギが3月上旬、ヒノキが4月上旬の見込みとしている。 同県内では今月15日にスギ花粉の本格的な飛散が確認され、飛散開始は過去10年の平均(2月19日)より4日早い。飛散量の増加予測は、花芽が育つ昨年6〜8月に気温が高く、日照時間も長かったことなどが理由という。 飛散量は、広島県が例年の1・9〜1・25倍、香川県が1・4〜0・95倍と予測されている。 同協会は「晴れて気温が高く、風の強い日は花粉が多い傾向にある。特に前日が雨の場合は注意が必要」と説明。「外出時はマスクを着用し、家に入る前は服に付いた花粉を払い落としてほしい」とアドバイスしている。