個人貸し出し13年連続日本一 岡山県立図書館で来館者数1500万人達成


  今年9月に開館15周年を迎える岡山県立図書館の来館者が1500万人を達成しました。

 1500万人目の来館者は、岡山市東区門田屋敷から来た上田浩司さん(31)の家族です。上田さんは奈津希さん(31)と陽仁くん(4)と一緒に本を返しにきました。

 鍵本芳明教育長から1500万人目の認定証と図書カード、そして図書館のキャラクター「ヨムヨム」のぬいぐるみが贈られました。

(上田浩司さん)
「2週間に1回欠かさず来てます。びっくりしてて嘘なんじゃないかなと思ってます」

 岡山県立図書館の1年間の来館者数は7年連続で100万人を超え、個人貸し出し数とともに13年連続全国1位となっています。
 17日に来館した人にはハンカチなどの記念品も配られました。

(岡山県教育委員会/鍵本芳明教育長)
「さらにこれからも県民の皆さまに親しんで利用していただけるような図書館を目指して頑張っていきたいと思っています」


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岡山県立図書館1500万人入館 開館から14年6カ月で到達

岡山県立図書館(岡山市北区丸の内)の入館者が17日、1500万人を突破し、館内で記念のセレモニーが開かれた。開館から14年6カ月での到達で、開館当初の予想より5年2カ月早いという。

 1500万人目は、同市中区の会社員上田浩司さん(31)、妻奈津希さん(31)、長男陽仁ちゃん(4)の3人家族。鍵本芳明教育長らから認定証や記念の図書カードなどが贈られた。浩司さんは「新刊や絵本が豊富で月2回は来ている。1500万人目になれてうれしい」と話した。

 県立図書館は2004年9月に開館し、現在の蔵書は約140万冊。入館者はほぼ毎年100万人を超え、日本図書館協会(東京)の集計では、入館者数と個人貸出冊数が05年度から13年連続で全国の都道府県立図書館のトップとなっている。

 狩屋幸司館長は「インターネット予約の導入など利便性を高めてきた。今後も利用者のニーズに応えていきたい」としている。
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