防災対策や議会対策、舌戦本格化 県議選、岡山市議選で各陣営

統一地方選前半戦(4月7日投票)の岡山県議選と岡山市議選は2日目を迎えた30日、各地で舌戦が本格化した。候補たちは朝から選挙カーを走らせ、懸命に名前をアピール。住宅街や幹線道沿いなどで街頭演説を繰り返し、防災対策、議会改革といった主張を展開した。

 総定数55の県議選は10選挙区が無投票となり、残り9選挙区の39議席を争う展開となった。このうち、9人が立つ岡山市北区・加賀郡(定数8)の無所属元職は選挙区内の住宅団地を遊説。ところどころで街頭演説に立ち、「無所属だからこそ議会改革ができる。政務活動費の情報公開は不十分で、領収書はホームページで公開する」と訴えた。

 県内最多の16人が争う倉敷市・都窪郡(同14)も、各候補の選挙カーが行き交った。公明新人は水島地区の住宅街で支援者約30人を前にマイクを握り、西日本豪雨災害に触れながら「県や市が果たすべき役割を明確にし、復興を加速させねばならない」。自民現職は地元を中心に遊説し、集まった支援者約40人に対して「一番厳しい戦い。もしものことがあれば、この地域から国や県とのパイプ役がいなくなる」と支持を求めた。

 一方、51人が立候補した岡山市議選(同46)は、各候補が区ごとの4選挙区で主張をぶつけ合った。7人が立候補した東区(同6)では、自民現職が農業関連施設の前で演説を行い、豪雨被害を踏まえて「住民の意見をくみ取り、安全安心なまちづくりに取り組む」と力を込めた。共産現職はスーパー前で演説。子ども医療費の無料化などを訴えて「政治は有権者の1票で変わる。暮らしを守るため、市議会に送り出してほしい」と呼び掛けた。