岡山 6日から「町家通りの雛まつり」 高梁・備中松山城下に人形や飾り

猫と媚中松山城


備中松山城下で江戸時代の商人町の面影を残す高梁市本町地区で4月6、7日、「第13回備中たかはし町家通りの雛(ひな)まつり」(実行委主催、山陽新聞社後援)が開かれる。早くも、きらびやかな人形や飾りが会場の民家や商店にお目見えし始め、春本番を告げている。

 市道約350メートルを歩行者天国(両日午前10時〜午後4時)にして開催。周辺の民家、商店の玄関や軒下など約70カ所に江戸時代から現代までのひな飾りや手作り人形などを展示する。既に順次公開が始まっている。

 うどんや焼きそばなどを扱う模擬店が並び、合唱や大道芸のステージイベントも実施。会場にあるひな人形製造販売・日本貿易産業では、6日午後1時から人形供養を営む。希望者は5日正午までに同社に持ち込む。

 実行委員長の武南俊明さん(69)=同市=は「近くの紺屋川の桜も見頃。手作り人形もかわいらしく、町の風情を楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 まつりの問い合わせは実行委(0866―21―0180、4月2日を除く)、人形供養は日本貿易産業(0866―22―2850)。