岡山 フィル元経営者夫婦に有罪判決(執行猶予判決) 金融会社から1200万円余りをだまし取った (倉敷市の障害者就労継続支援A型事業所)


障害者の就労支援事業所の支、払いの見込みのない債権を譲り渡すとかたり、金をだまし取った罪に問われている、元経営者夫婦に、執行猶予つきの有罪判決が言い渡されました。

判決を受けたのは、倉敷市の障害者就労継続支援A型事業所「フィル」の、元社長、岡本健治被告と、妻の玲子被告です。
判決によりますと、2人は、昨年3月、事業所の経営破綻で、給付費が支給される見込みがないにもかかわらず、その債権を譲るとかたり、大阪市の会社から、約1250万円をだまし取った、詐欺の罪に問われています。
判決公判で、岡山地裁の倉成章裁判長は、「犯行は計画的」とする一方、全額被害弁償をしているなどとして、健治被告に、懲役3年・執行猶予4年、妻の玲子被告に、懲役2年・執行猶予3年の、有罪判決を言い渡しました。

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A型事業所運営会社元社長夫妻に執行猶予判決 給付費詐欺事件で岡山地裁

 障害者が働く就労継続支援A型事業所の運営会社に対する給付費を受け取る見込みがないのに、受給権利(債権)を譲渡する代金として約1250万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた運営会社「フィル」(岡山県倉敷市真備町川辺)の元社長岡本健治(52)と元経理担当の妻玲子(45)の両被告=岡山市北区=の判決公判が30日、岡山地裁であり、倉成章裁判長は健治被告に懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)、玲子被告に懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 両被告の弁護人によると、控訴しない方針。

 判決理由で倉成裁判長は、経営判断の甘さがもたらしたフィルの破産に際し、その申し立て費用に詐取金を充てた経緯を「自分勝手というほかない」と指摘。一方で被害全額を弁償し示談が成立した事情などを酌んだ。犯行は健治被告が主導し、玲子被告は従属的な立場だったとした。

 判決では2人は共謀して昨年3月、全事業所の閉鎖を決めて同4月分の給付費が受け取れないことが確実となったのに大阪市の金融サービス会社に伝えず、債権の譲渡代金を詐取した。
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金融会社から1200万円余りをだまし取った事件 A型事業所を運営していた社長夫婦に有罪判決

就労継続支援A型事業所を運営していた元社長夫婦が金融会社から1200万円余りをだまし取った事件で、岡山地方裁判所は2人に執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。

 詐欺の罪で判決を受けたのは、倉敷市などでA型事業所を運営していた株式会社フィルの元社長、岡本健治被告(52)と妻の玲子被告(45)です。

金融会社から1200万円余りをだまし取った事件 A型事業所を運営していた社長夫婦に有罪判決 岡山
株式会社フィル

 フィルは全ての事業所を閉鎖するにもかかわらず、債権を買い取っていた大阪市の金融会社に対し事業が継続するように見せかけ、去年4月分の債権約1260万円をだまし取った罪に問われていました。

 30日の判決で岡山地裁の倉成章裁判長は、「経営判断の甘さがもたらした会社の破産という事態を、被害会社の損害の下に解決しようというのは自分勝手というほかない」などとしながらも、「全額を弁償して示談を成立させ、事実を認めて反省の弁を述べている」として、岡本健治被告に懲役3年、執行猶予4年、玲子被告に懲役2年、執行猶予3年を言い渡しました。

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