岡山 石井大臣が倉敷市の復興工事現場を視察

 西日本豪雨から
1年を迎えるのを合わせ
石井国土交通大臣が
きょう
倉敷市で
復興工事の現場を視察しました。

被災地の復興を確認するため
去年7月以来の視察となる
石井国土交通大臣。

豪雨で決壊し
真備町に浸水被害をもたらした
小田川と
高梁川との合流点を
下流に付け替える工事の
進ちょく状況を確認しました。

石井大臣は前回の視察時
付け替え工事の期間を
短縮すると明言していて、
現在、2023年度中の
完了を目指しています。

(大臣 インター)「安心して真
備町に戻っていただけるように国
交省としても、安心・安全の確保
に全力で取り組んでいきたい」

視察には
伊原木岡山県知事と
伊東倉敷市長も同行し、
復興に向けた
協力関係を確認しました。


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石井国交相「治水対策に全力」 倉敷・真備の浸水被害地を視察

石井啓一国土交通相は29日、西日本豪雨から1年を前に、浸水で甚大な被害を受けた倉敷市真備町地区を視察した。地区住民が元の平穏な暮らしを早く取り戻せるよう「全力を挙げて治水対策に取り組む」との姿勢を改めて示した。

 石井氏は伊原木隆太知事、伊東香織倉敷市長とともに、復旧工事を終えた小田川と支流の決壊箇所や、今夏に着工する高梁川との合流地点付け替え工事の準備状況などを確認した。

 小田川の堤防が約100メートル崩れた現場では、同省職員から堤防を約20メートル拡幅した上で、内部に水が染み込んでも排出しやすい構造で復旧したと説明を受けた。付け替え工事の準備が進む柳井原貯水池周辺も訪れ、2023年度末の完成を目指し、県道の迂回(うかい)路建設などが進んでいる状況を把握した。

 知事、伊東市長は「付け替え工事の一日も早い完成を」と要望。石井氏は「早期完成に向けて事業を進めていく」などと述べた。


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