岡山(矢掛町) 豪雨被害の“プラモ聖地”復活 エラヤ、倉敷・真備から矢掛で / 【ボランティア情報】倉敷市 13日現在
矢掛町 観光・イベント




昨年7月の西日本豪雨により、プラモデルなど10万点の商品が水没、閉店した倉敷市真備町川辺の模型販売店「エラヤ」が、矢掛町内で営業を再開した。豊富な品ぞろえから「プラモの聖地」と呼ばれた店の復活を望む常連客らの思いに応え、店長の団迫敬郎さん(63)が準備を進めてきた。



 真備町のエラヤは1988年のオープン。戦車や戦艦、スーパーカーなど国内外のプラモデルが壁面にうずたかく積み上げられ、既に生産が中止された希少品も取りそろえていた。全国各地からファンを集めていたが、豪雨により店舗は天井まで浸水。商品のすべてが泥水に漬かり、閉店を余儀なくされた。

 店を畳んだ後も団迫さんのもとには「営業を続けてほしい」といったエールが相次ぎ寄せられたといい、平成から令和への改元を機に「また一から」と再出発を決断。プラモデルを再び仕入れ、かつて父親が家庭用品店を営んでいた矢掛町矢掛の店舗を改装し、営業再開にこぎ着けた。

 店の広さは以前の半分、商品の数は5分の1程度になったが、営業再開の知らせを常連客らがSNS(会員制交流サイト)で拡散してくれたこともあって、客足は戻りつつあるという。倉敷市から訪れた自営業の男性(38)は「品ぞろえにこだわる名店の再開は非常にうれしい。次回は子どもと一緒に訪れ、豪雨被害に負けず復活を果たしたことを伝えたい」と言う。

 団迫さんは「支えてくださった皆さんには、感謝してもしきれない。経営が成り立つかどうかの不安は残るが、前を向いて進みたい」と話している。

 営業は午前9時~午後3時。水、木曜は定休。
/////

【ボランティア情報】倉敷市 13日現在

現地活動は土日曜。15日は別途実施し、20、21日は参院選の関係で休止する。まび復興支援ボランティアセンター(真備町箭田の市真備保健福祉会館、086―697―0111)のホームページなどから2日前までに予約登録(予定数に達し次第締め切り)して参加する。当日受け付けは同会館前で午前9時〜10時。被災者の派遣要望などは午前9時〜午後4時に受け付ける(電話は平日のみ)。

/////