岡山 近づく「大型台風10号」警戒を / 15日 新幹線・在来線全て運転取りやめ (岡山県内の新幹線と在来線のすべての運転)


大型の台風10号は、14日18時15分現在、西日本の南の海上を北に進んでいます。
岡山・香川でも少しずつ風が強まってきています。

台風10号がエリアに最も接近するのは、15日の昼すぎから夕方にかけてとみられますが、香川県は、既に全域が風速15m以上の強風域に入っていて、高松港を発着するフェリーや高速艇は、午後から順次欠航しています。
台風の接近が、通常より潮位の高い大潮と重なっていて、気象台では、14日夜と15日夜には高潮による浸水のおそれがあると予報しています。
満潮は、いずれも日付の替わる直前の時間で、特に、台風が通過した後の15日深夜には、岡山・香川に大きな浸水被害の出た、2004年の台風16号の高潮と同じレベルになるおそれもあると、警戒を呼びかけています。

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15日 新幹線・在来線全て運転取りやめ (岡山県内の新幹線と在来線のすべての運転)


台風10号の影響により、交通にも影響がでます。
JR西日本は、15日の朝から、岡山県内の新幹線と在来線のすべての運転を取りやめると発表しました。

JR岡山駅は、盆をふるさとで過ごした家族連れなどで混み合っています。
台風の接近を避け、Uターンを早めた人も多いようです。
また、みどりの窓口の前には、乗車券を買い求める人などの長い列ができています。
JR西日本は、15日、新幹線の新大阪-小倉駅間と岡山・広島・山口県の在来線の運転を終日、取りやめることを決定しています。
JRは、今後の被害によっては、16日の運転にも影響が出るおそれがあるとしています。

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台風10号 15日午後に岡山・香川へ最接近 


大型の台風10号の接近で15日、岡山、香川は大荒れの天候になる見通しです。台風10号は15日午後に岡山、香川に最も近付く見通しです。14日午後6時から15日午後6時までの24時間の予想雨量は多い所で香川県が300ミリ、岡山県北部が200ミリ、南部が150ミリでその後16日にかけても最大で200ミリの雨がふる予想です。香川県は15日朝には暴風域に入る予想で岡山、香川とも陸上では最大風速20メートルの暴風となる予想です。また台風の接近が大潮の時期と重なり高潮の恐れがあります。香川県では15日の夜には警報が出る可能性があります。気象台は暴風や大雨、高潮などの災害に厳重な警戒を呼びかけています。

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台風 15日夕方最接近へ

大型の台風10号は、15日の夕方、岡山県に最も接近する見込みで、県内は15日の夕方から夜遅くにかけて非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。
また、15日の朝からは非常に強い風が吹き、波が高くなる見込みです。
雨や風が強まる前に早めの備えを進めて下さい。

大型の台風10号は、14日午後6時には、鹿児島県の種子島の東を北に進んでいるとみられ、15日の夕方、岡山県に最も接近する見込みです。
台風本体の活発な雨雲がかかるため、岡山県では、15日の夕方から夜遅くにかけて、多いところで1時間に60ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。
15日の午後6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、▽北部で200ミリ、▽南部で150ミリと予想されているほか、16日の夜までの24時間にも、県内全域の多いところで100ミリから200ミリの雨が降って大雨になるおそれがあります。
また、台風の接近に伴って風も強まる見込みで、15日予想される▽最大風速は陸上で20メートル、海上で25メートル、▽最大瞬間風速は陸上・海上ともに35メートルとなっています。
波も高くなり、15日、予想される波の高さは、2メートル50センチとなっています。
土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫、暴風や高波などに警戒し、雨や風が強まる前に早めの備えを進めて下さい。
さらに、台風の接近と大潮の時期が重なることから、15日の夜のはじめ頃から16日の未明にかけては、高潮への警戒も必要です。

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