岡山学芸館が栃木の作新学院と対戦 (甲子園: 作新学院18-0 岡山学芸館) 甲子園 岡山学芸館は8強ならず

岡山学芸館0―18作新学院 林、八回2死まで無安打

 作新学院は林が八回2死まで無安打と好投した。直球を中心にスライダーなどの制球も良く、許した安打は1本だけだった。救援の三宅も得点を許さず無失点リレー。打線は19安打で18得点を挙げる猛攻。六回までに10点を先行。八回には8点を加えて、突き放した。

 岡山学芸館は投手陣が打ち込まれた。打線も序盤の好機を逃した。


( この点差は?・・・)


夏の甲子園は大会10日目。
3回戦の第一試合で準々決勝進出をかけて岡山県代表の岡山学芸館が栃木の作新学院と対戦しました。

ベスト8進出をかけた学芸館。
相手は、春夏合わせて甲子園で3回の優勝を誇る作新学院です。
学芸館の先発は丹羽。
初戦で顔面に打球が直撃して骨折しましたが、中5日でマウンドに立ちました。
1回表、作新学院の攻撃。
丹羽の変化球が捕らえられ、先制を許します。
学芸館はそのウラ、デッドボールで出たランナーを進め、同点のチャンスに打席には4番長船。
ここは相手の好守備に阻まれます。
その後、作新学院の打線の勢いを止めることができず、6回まで毎回得点を許し、点差が開いていく苦しい展開となります。
学芸館は、ここまでノーヒットで迎えた8回に意地を見せます。
2番の金城がレフト前にはじき返し、これが、この日チーム初のヒットとなります。
そして、9回、途中降板していた丹羽が再びマウンドに。
気迫の投球でこの回を押さえますが、18対0で試合は終了。
強豪の前に敗れた学芸館でしたが、戦いきった選手たちは晴れやかな顔で夏の舞台を降りました。


甲子園: 作新学院18-0 岡山学芸館(終了)
作新113 122 080=18
岡山000 000 000=0
【岡】丹羽、中川、西村、仲村、好田
【作】林(8回2死まで無安打)三宅
※栃木県勢100勝達成

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岡山 折れた柳…「雷落ちたのかと」 倉敷・美観地区で台風被害


15日に中国地方を縦断した台風10号。倉敷市内でも強い風雨に見舞われ、けが人が出たほか、倒木の被害もあった。



 市によると、3人が風にあおられて転倒し、救急搬送された。中島では看板を撤去中の60代男性が頭から出血。西中新田では自転車を押していた70代女性が脚を、神田では歩行中の80代女性が額を、それぞれ打撲した。下津井では船を浮桟橋に固定する作業をしていた80代男性が、船と桟橋の間に足の指を挟まれた。いずれも軽傷。

 このほか、美観地区を中心とする倉敷川沿いの柳5本が倒木した。幹だけになった無残な姿に、16日に観光で訪れた県外客からは「雷が落ちたのかと思った」「メインの撮影スポットだけに残念」との声が聞かれた。児島田の口では飲食店の看板が落下。児島味野では台風の影響で電線がショートし、家屋の壁の一部が燃えたという。

 台風の接近に伴い、市は15日午前6時に災害対策本部を設置。同10時には高潮の恐れが高まるとして、沿岸部の2万5165世帯5万5955人を対象に避難準備・高齢者等避難開始情報を発令した。併せて、児島、水島、玉島地区の小中学校など18カ所に避難所を開設した。

 夜間の満潮に向け、午後5時半には沿岸部に出した避難開始情報を避難勧告に切り替え。同11時には最多の124人が避難所に身を寄せた。

 16日午前8時、避難者の退所に伴い全ての避難所が閉鎖され、市は災害対策本部を解散した。農業や道路などの被害は調査中。
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甲子園 岡山学芸館は8強ならず

夏の全国高校野球、岡山学芸館高校は、16日の3回戦で栃木の作新学院に18対0で敗れ、準々決勝進出はなりませんでした。

岡山学芸館は、2回戦で打球を顔に受けて骨折した丹羽淳平投手が先発しましたが、序盤で5点を失い、このあと登板したピッチャーも、作新学院の打線の勢いを止めることができませんでした。
打線も8回途中までノーヒットに抑えられ、9回に最後の粘りを見せてチャンスを作りましたが、得点できず、18対0で敗れました。

【先発・丹羽淳平投手の談話】
先発した丹羽淳平投手は、「前の試合では仲間に迷惑をかけたので、恩返しをしたいと思っていた」と話しました。そのうえで「ケガの影響はほとんどなかったが、相手の打線がよく、ピンチで崩れてしまった。全力でやりきったので後悔はない」と話していました。

【岡山学芸館・佐藤貴博監督の談話】
岡山学芸館の佐藤貴博監督は、「選手たちは最後まであきらめないことを姿勢で示してくれた。このチームにはあきらめないことの大切さを教えてもらった。ここまでよく頑張った」と最後まで笑顔でプレーした選手たちをたたえていました。
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