岡山 炎の「和」夏の夜空に2年ぶり 岡山・和気で「和文字焼きまつり」



 岡山県和気町で16日夜、恒例の「和文字焼きまつり」(和気商工会などでつくる実行委員会主催)が行われた。昨年は西日本豪雨の被害で初めて中止となったため、開催は2年ぶり。町名にちなんだ「和」の巨大な火文字が夏の夜空を彩った。

 午後8時、同町和気の観音山(170メートル)西側斜面に設置された炉89基に地元住民らが次々と点火。縦65メートル、横75メートルの火文字が次第に浮かび上がると、まつり会場の吉井川河川公園(同町田原下)に集まった観客約2万8千人(主催者発表)から拍手と歓声が起きた。地元和太鼓グループなどの演奏や約2500発の打ち上げ花火もあった。

 孫2人と訪れた自営業女性(75)=同町=は「昨年は中止だっただけに感動はひとしお。令和の時代もまつりがにぎわえば」と話した。

 まつりは「大文字」で知られる京都の五山送り火をヒントに、1987年から毎年開催。まきを組み上げる炉近くの斜面が豪雨で崩れるなどし、町などが3月から修復を進めていた。