国際情勢 香港 17日もデモ多発、混乱続く / 日イラン外務次官級協議、中東情勢の緊張緩和に向け意見交換


 香港では、刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする逃亡犯条例の改正案に対する抗議デモが続きました。

 17日夜は、香港・九龍側の警察署前で、デモ隊が警察官に向け、レーザーポインターの光を浴びせて抗議。一方、警察側は一般の人々でにぎわう繁華街の大通りを盾を持ち隊列を組んで突進し、驚いた通行人が声を荒らげる姿も見られました。

 「香港、頑張れ!香港、頑張れ!」

 九龍側東部の公園では、逃亡犯条例の改正案に抗議するデモが行われ、主催者側は、参加予定の2000人をはるかに超える人々が集まったと発表。香港島のセントラル地区では、学校の教師らが主催して「学生の意見を尊重せよ」と訴え、デモ行進しました。一方、香港島の立法会の前には大勢の親中派の市民が集まり、「忠実に職務を果たす警察に感謝する」などと主張しました。

 中国政府は、香港との境界にほど近い、中国・深センの競技場に武装警察を配置し、抗議デモへの圧力を強めていますが、香港では18日も大規模な集会が予定されており、混乱がおさまる気配はありません。

/////

日イラン外務次官級協議、中東情勢の緊張緩和に向け意見交換

 イランの首都・テヘランで、日本とイランの外務次官級の協議が開かれ、緊迫する中東情勢の緊張緩和に向けて、意見が交わされました。

 日本の外務省の森外務審議官は17日、イランの首都・テヘランで、アラグチ外務次官と次官級協議を行い、その後、ザリフ外相とも面会しました。これらのなかで、森外務審議官はイラン側に対し、アメリカの有志連合構想などを踏まえ、「日本の船舶を含め、ホルムズ海峡における航行の安全の確保は重要だ」との認識を伝えたということです。

 また、イラン核合意を一貫して支持するとの日本の立場を伝えたうえで、イランが9月上旬にも合意に反してウランの濃縮度を引き上げようとしていることについて、深刻な懸念を伝えたということです。

/////