岡山 刀剣チャリティー鑑賞会 「山鳥毛」 (吉備津彦神社で開かれた刀剣のチャリティー鑑賞会) 瀬戸内市 6億円? ふるさと納税?

岡山 刀剣チャリティー鑑賞会 「山鳥毛」


 「山鳥毛」と呼ばれる、国宝の日本刀の購入を目指している瀬戸内市を支援する、刀剣のチャリティー鑑賞会が19日、岡山市で開かれました。

瀬戸内市は「山鳥毛」と呼ばれる国宝の日本刀「太刀無銘一文字」の購入資金と、展示する博物館の整備費用合わせて6億円を、ふるさと納税の仕組みを使って寄付を集めるプロジェクトを進めています。
19日、岡山市北区の吉備津彦神社で開かれた刀剣のチャリティー鑑賞会は、このプロジェクトを支援しようと、日本刀の保存活動を行っている県内の団体が主催して開かれました。
千葉や広島など、全国からおよそ60人の刀剣ファンが集まり、はじめに刀剣の観賞の仕方を教わった後、鎌倉時代から現代までの名刀、6振りを実際に手にとり、刃文の美しさなどに見入っていました。
また、ふるさと納税の返礼品である備前焼でできた、山鳥毛や刀の「鍔」も展示され、訪れた人たちはじっくりと観賞していました。
主催した日本美術刀剣保存協会岡山県支部によりますと、19日は参加者からおよそ35万円が集められ、全額、瀬戸内市に寄付したということです。
横浜市から訪れた男子大学生は「プロジェクトが成功して、山鳥毛が瀬戸内市に里帰りできるよう願っています」と話していました。

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現状、「6億円」は厳しいか?
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