「世界大恐竜展」最終盤もにぎわう 岡山、9月1日まで
岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町)で開催中の「よみがえる地球の覇者! 世界大恐竜展」の会期は9月1日まで。最終盤の30日も家族連れらが次々と訪れ、迫力ある骨格標本や模型を通じて最強、最大の生物として太古の地球を支配した恐竜の歩みをたどっていた。
恐竜が出現した三畳紀後期(約2億3千万年前)から、多様化し、栄えた後に絶滅する白亜紀末(約6600万年前)までの歴史を、最新の研究成果を反映した約90点で紹介。ジュラ紀に大型化した竜脚類ディプロドクスの全身骨格(全長27メートル)、白亜紀末の暴君・ティラノサウルスの生体ロボットなどに、子どもたちが「かっこいい」と声を上げながら見入っていた。
会場は写真撮影(フラッシュは禁止)が自由で、にらみ合うように並んだステゴサウルスと天敵アロサウルスの骨格標本の前などで記念撮影する姿も。母親と訪れた岡山市の小学4年男子(9)は「恐竜の生態や生きていた時代のことを知りたくて、来るのが楽しみだった。初めて見たディプロドクスの大きさに驚いた」と話していた。
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