現代アートの国際展  岡山芸術交流へ旧内山下小学校の土俵を修復
岡山駅前 桃太郎

 今月27日に開幕する岡山芸術交流の作品の展示に向け、閉校した小学校にある土俵が修復を終え土俵開きが行われました。

土俵は岡山市北区の旧内山下小学校でかつて使われていたもので、約1ヵ月かけて修復され、土俵開きの神事が行われました。
もともとは岡山市出身で大正時代に活躍した横綱・常ノ花が母校のためにと寄贈したものですが2001年に閉校した後、老朽化が進んでいました。
土俵開きのあと岡山の小中学校の選手らが土俵に上がり、相撲を奉納しました。
この土俵に、岡山芸術交流の作品が展示され、開幕する9月27日から一般公開されます。

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現代アートの国際展「岡山芸術交流」開幕へ 展示場所の小学校で土俵開き

27日、岡山市で現代アートの国際展覧会「岡山芸術交流」が始まります。会場のひとつである旧内山下小学校では、作品を展示する土俵の修復が終わり、土俵開きが行われました。


神事に参加した山野辺力くん(9)と海斗くん(8)

 岡山市北区の旧内山下小学校の土俵は、この学校出身の第31代横綱・常ノ花が寄贈したものです。今回、作品展示のために修復が行われました。
 土俵開きの神事には、常ノ花の「やしゃご」である山野辺力くん(9)と海斗くん(8)も東京から参加しました。


作品が展示される土俵

 神事の後は、地元の小中学生約30人と奉納相撲を行いました。

 岡山芸術交流は9月27日から11月24日まで開かれます。この土俵では、スイスの作家、パメラ・ローゼンクランツさんの長さ約1メートルのヘビ型ロボットが展示されます。

 (岡山芸術交流/那須太郎総合ディレクター)
「忘れられていたとしても、そこに現代美術の作品を置くことで、皆さんに注目してもらい、また新たな価値をつくっていく。今回の土俵というのは非常に象徴的な場かなと思っています」
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「岡山芸術交流2019」旧内山下小学校で土俵開き 


現代アートの祭典、「岡山芸術交流2019」が今月開幕するのを前に、会場の一つとなっている岡山市の旧内山下小学校で作品を展示する土俵の修復が終わり、14日完成を祝う神事が行われました。旧内山下小学校の校庭には大正時代に活躍した同校出身の第31代横綱・常ノ花が寄贈した土俵があり、岡山芸術交流で作品の展示場所となるのをきっかけに修復作業が進められていました。神事には関係者約60人が参加し、修復を祝いました。このあと常ノ花関の玄孫にあたる山野辺力さんと山野辺海斗さんが参加して地元の小中学生による奉納相撲が行われました。岡山芸術交流の実行委員会によりますと、スイスの現代アーティストパメラ・ローゼンクランツさんの「蛇型のAIロボット」がこの土俵に展示される予定です。現代アートの祭典、「岡山芸術交流2019」は今月27日から11月24日まで岡山市で開催されます。
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