岡山で「グローバル気候マーチ」(岡山理科大1年畑田郁華さん(19)など 50名)  平成30年7月豪雨をきっかけに大学生がスタート


(京都では学生や市民ら約300人が参加     日本全体 5000人 世界 150カ国では、 数万人規模!)

 「グローバル気候マーチ」が9月20日、JR岡山駅前などで開かれる。

 2018(平成30)年、スウェーデンの女子高校生・グレタ・トゥーンベリさんが、気候変動が人類の生存に大きな脅威であることを知ってもらうために、金曜の授業を休んで、国会前で一人全世界へ発信した。このことから「Friday For Future(未来のための金曜日)」と呼ばれ、世界100カ国以上で若者を中心とした活動が広がっている。地球温暖化をストップすることを目的とした気候変動対策を求める運動「グローバル気候マーチ」も日本26都市で同時開催される。

 実行委員長の大学生・畑田郁華さんは、生物地球学部の1年生。サボテンなど植物の研究を今後考えているが、地球環境の変化により動植物の生存地域や多様性が失われるなど気候変動に深く関心があるという。また平成30年7月豪雨で岡山県内多くの場所が被災したことも活動のきっかけとなった。

 当日はプラカードなどを持って、JR岡山駅前から岡山市役所までの約1.3キロを往復する。

 畑田さんは「若い人の多くは気候変動に対して危機感を持っているはず。グレタさんのように行動に移せる人は多くない。若い人だけでは世の中は変わらないので、多くの世代の人に関心を持ってもらい、自分たちができることを考えてほしい。国や行政機関などの対策も期待している」と話す。

 開催時間は16時30分~18時。JR岡山駅東口に集合すれば参加できる。

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温暖化危機感訴え学生らデモ行進 岡山市中心部で50人

地球温暖化などへの危機感を訴える「グローバル気候マーチin岡山」が20日、岡山市中心部であり、約50人がデモ行進した。

 大学生らでつくる実行委が企画。JR岡山駅東口広場に集合し「ストップ温暖化」「自然エネルギー100%」などと声を上げながら横断幕やプラカードを掲げて市役所筋の約1キロ区間を往復した。

 実行委代表の岡山理科大1年畑田郁華さん(19)は「多くの市民が環境問題に関心を持ち、参加してくれた。今後の活動につながる」と話していた。

 温暖化対策を話し合う国連気候行動サミット(23日、米ニューヨーク)に向け、温室効果ガス削減を各国政府に求めて150カ国以上で展開する一斉デモの一環。国内では岡山市を含めて26都市で行われた。
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気候変動対策の強化求め行進 京都で「グローバル気候マーチ」

気候変動対策の強化を求めて行進する「グローバル気候マーチ」が20日、京都市東山区から中京区にかけて行われた。
 マーチは、23日に米ニューヨークの国連本部で開かれる「気候行動サミット」に向けて世界で取り組まれ、国内では20カ所以上でこの日実施。京都では学生や市民ら約300人が参加し、「自然エネルギー100%」などと声を合わせた。
 呼び掛け人の京都大修士1年の男性(24)=上京区=は「僕たちが享受してきた自然環境を下の世代が受け継ぐには、今社会を変えないといけない」
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