岡山 路面電車乗り入れ想定 影響を検証 JR岡山駅前広場

岡山駅前広場へ チャギントン


 
岡山駅前99


 JR岡山駅前広場への路面電車乗り入れ計画について検討する会議が開かれ、路線バスへの影響について来年1月に検証実験を行うことになりました。

会議には、バスやタクシーなどの業界団体の代表や学識経験者など17人が出席しました。
会議で岡山市は、路面電車の乗り入れを想定して岡山駅前の交差点の東西方向の青信号を短くした時に、1日約1400台が出入りする路線バスにどのような影響が出るかを検証する計画を示しました。
出席者からは、渋滞が懸念される市役所筋のある南北方向もあわせて検証するべきという意見がでましたが、左折レーンを増やすなどの交差点改良が間に合わないとして、今回は見送られました。
検証は、来年1月下旬に行われ、結果は2月末までに取りまとめれる予定です。

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岡山駅乗り入れ バスへの影響調査 路面電車事業で岡山市 20年1月

岡山市は21日、JR岡山駅東口広場への路面電車乗り入れ事業で、駅に出入りするバスへの影響調査を来年1月に実施すると明らかにした。電車が横切ることになる駅前交差点で、東西に進む車の信号機を乗り入れ後のパターンに変更し、バスの通過台数や渋滞状況を調べる。

 路面電車の通過時間を確保するため、バス・車の青信号の時間を11秒縮めて25秒、右折時間を1秒縮め10秒にする。1月下旬の日、月曜の連続2日間を予定している。

 調査は、渋滞を懸念するバス事業者の意向を受けて行う。駅前交差点を南北に進む信号機については、車線増設など事業化後の状況を再現できないとして調査しない。

 この日、市役所で開かれた有識者らの「あり方検討会」で報告された。委員からは「バスは市役所筋からも出入りするので南北を結ぶ市道でも調査が必要」などの意見が出た。

 乗り入れ事業は駅前電停を100メートル西の東口広場まで延ばして電停を新設し、JR電車やバスとの乗り継ぎをしやすくする。2022年度の完成を予定している。

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路面電車乗り入れ想定し検証へ


 JR岡山駅への路面電車の乗り入れを計画している岡山市は、必要となる信号機の点灯時間の変更によって、路線バスの運行に、乗り入れによる影響が出ないか検証する実験を、年明けの1月に実施することになりました。

これは21日、岡山市が、市役所で開いたバス事業者や学識経験者でつくる検討会のなかで明らかにしました。
岡山市は、利用者の利便性を高めるため、現在、JR岡山駅の東口のおよそ100メートル先に停留所がある路面電車を、早ければ令和4年度中に駅前広場に乗り入れさせる計画です。
市によりますと、計画を実施した場合、いまある駅前交差点の信号機に新たに路面電車専用の青信号を設けるということで、これにより、駅に入る車向けの青信号が12秒短くなるということです。
このため、路線バスがスムーズに駅に出入りできるかを検証する実験を、年明け1月下旬の2日間にわたって実施することになりました。
具体的には、警察の協力を得て実際に青信号を12秒短縮させ、渋滞が起きないかどうかなどを確認することにしています。
岡山市交通政策課の是友修二課長は「検証を通じてバスの定時運行に影響が出ないかなどを、しっかり確かめたい」と話しています。

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