岡山後楽園、年間パスポート図案一新 タンチョウなど3種 贈答用販売も
岡山後楽園 天皇陛下 即位ss


 岡山市の後楽園は、年間パスポートのデザインを一新した。名園の上空を優雅に舞うタンチョウや唯心山越しに望む岡山城といった代表的な風景を描いたイラストを採用。全3種類で、従来のラミネート加工からプラスチックカードに変更し、新規来園者の掘り起こしに向けて贈答用の販売も新たに始めた。年間パスの改訂は1999年の導入後初めて。

 園内に広がる芝生地の緑を基調とした縦5・3センチ、横8・5センチ。「タンチョウと岡山城」「八橋とカキツバタ」「蓮」の3種類から選べる。イラストは同園の新茶、梅酒といった商品シリーズのパッケージを手掛ける西田麻希子・県立大デザイン学部准教授が担当した。

 これまでの年間パスは、園内の風景の写真用紙をラミネート加工した1種類のみ。ここ数年、販売数が年2500〜2800枚と横ばい状態にあり、購入者も高齢者を中心に固定化の傾向にあったことから、PRを強化しようと刷新を決めた。

 今月中旬から同園の正門窓口で販売しており、大人2080円、シニア(65歳以上)830円。贈答用の年間パスは専用の封筒に入れて提供し、贈られた本人が来園時に手続きした日から1年間有効とする。配送サービスは受け付けていない。

 中本陽子・同園事務所副参事は「足を運ぶごとに歴史の奥深さを感じられる名園。ぜひ年間パスを利用して魅力に触れてもらいたい」と話している。