岡山 拠点病院に川崎医大医療センター



 大規模な災害が起きた時、医療活動の拠点となる県内の「災害拠点病院」に、岡山市北区にある川崎医科大学総合医療センターが新たに指定されました。

災害拠点病院は、大規模な災害が起きた時に大けがをしたり、重い症状に陥ったりした患者の救命医療を行うほか、災害派遣医療チーム「DMAT」を派遣するなどの役割が求められています。
岡山市北区中山下にある川崎医大総合医療センターは、24時間体制の高度な救命救急が提供できるなど、要件を満たしていると判断され、このほど新たに災害拠点病院に指定されました。
県内の災害拠点病院はこれで11か所になりました。
ドクターヘリ

 
去年7月の西日本豪雨では、倉敷市に2か所ある災害拠点病院では、いずれも浸水被害を受け、患者の受け入れに支障が生じたほか、DMATを被災地に派遣したことで、院内の患者に処置するための医療スタッフが不足するなど、さまざまな課題が明らかになったということです。
岡山県医療推進課は「災害拠点病院を増やすことで、リスクを分散することができる。広域での連携を強化し、いざという時に万全の医療が提供できる態勢を整えたい」と話していました。

 大規模な災害が起きた時、医療活動の拠点となる県内の「災害拠点病院」に、岡山市北区にある川崎医科大学総合医療センターが新たに指定されました。

災害拠点病院は、大規模な災害が起きた時に大けがをしたり、重い症状に陥ったりした患者の救命医療を行うほか、災害派遣医療チーム「DMAT」を派遣するなどの役割が求められています。
岡山市北区中山下にある川崎医大総合医療センターは、24時間体制の高度な救命救急が提供できるなど、要件を満たしていると判断され、このほど新たに災害拠点病院に指定されました。
県内の災害拠点病院はこれで11か所になりました。
去年7月の西日本豪雨では、倉敷市に2か所ある災害拠点病院では、いずれも浸水被害を受け、患者の受け入れに支障が生じたほか、DMATを被災地に派遣したことで、院内の患者に処置するための医療スタッフが不足するなど、さまざまな課題が明らかになったということです。
岡山県医療推進課は「災害拠点病院を増やすことで、リスクを分散することができる。広域での連携を強化し、いざという時に万全の医療が提供できる態勢を整えたい」と話していました。