岡山 男性隊員2人を懲戒免職処分

岡山県奈義町にある陸上自衛隊日本原駐屯地は、現金を横領したとして検挙された47歳の男性隊員と、腕時計を盗んだとして検挙された19歳の男性隊員を、ともに懲戒免職処分にしました。

懲戒免職処分を受けたのは、日本原駐屯地の47歳の男性2等陸曹と第13特科隊の19歳の男性1等陸士の2人です。
日本原駐屯地によりますと男性2等陸曹は、自衛隊の退職者でつくる会の会計窓口を担当していた2016年から2018年に225人分の入会金約41万円を横領した疑いで警務隊に検挙されたということです。
また、男性1等陸士は、今年6月に駐屯地の独身寮の脱衣室の棚に置いてあった腕時計を盗んだ疑いで検挙されています。
日本原駐屯地では、さらなる服務規律の徹底を図り、再発防止に努めたいとしています。
また、岡山市北区の三軒屋駐屯地は、昨年の12月8日、第4施設団第305施設隊の20代の男性陸士長が駐屯地内で、同僚隊員の現金4万円を搾取したとして懲戒免職の処分を下しています。