岡山 中学校 授業時間「足りなくなる恐れ」 倉敷市の市立中学校


昨年度、倉敷市の市立中学校の多くが、文部科学省の定める授業の時間数に達していなかったことがわかりました。
また、今年度も、このままでは授業時間数が足りなくなる恐れがあることも明らかになりました。

RSKが情報公開請求で入手した資料の写しです。
資料は、岡山県教育委員会が政令市の岡山市を除く、県内の公立の小・中学校の授業時間数について調査したことを示すものです。
県教委は、来週にも調査結果を公表する方針です。
また、RSKが取材したところ、倉敷市の大部分の中学校で、昨年度の授業時間が足りていないことが、判明しました。
また、今年も授業時間が不足する恐れがある学校があることもわかりました。
中には、体育祭の準備に3日間を充てていた学校もあり、倉敷市教育員会は学校側に聞き取りも行っていました。
授業時間が不足すると、生徒たちは、教科書の範囲が終わらないまま、受験に臨まなければならない恐れもあります。
岡山県教育委員会は、今回の調査結果を踏まえ、授業時間を確保するよう改めて指導する方針です。
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授業時間数不足 岡山県が公表

 先週山陽放送の取材で明らかになった倉敷市の市立中学校で、授業時間数が不足している問題です。
岡山県教育委員会は、不足している学校数を調査結果を公表しました。

16日開かれた岡山県議会の特別委員会で、公表したものです。
政令市の岡山市を除く、公立の小・中学校の授業時間数について、調査した結果、倉敷市の24の中学で年間の総授業時間が不足していたことが明らかになりました。
受験を控えた中学3年生でも、外国語や社会などで文部科学省が定めた年間授業時間が2割以上足りない学級もあり、中には4分の1不足する科目もありました。
授業時間が不足していた中学校は、年度内に振替授業や補習などで対応することになります。
岡山県教育委員会では、今後同じような問題がおきないよう、授業時間の進捗状況を市町村教育委員会を通じて把握することにしています。

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倉敷の24中学校で授業時数不足 県教委調査、学習指導要領は終了



岡山県内の公立小中学校で2018年度の授業時数が文部科学省の定める標準より少ないケースがあった問題で、県教委は16日、所管する全407校を対象にした調査の結果、倉敷市の市立24中学校で総時数が不足していたと発表した。学習指導要領の内容は年度内に全て終えていたという。

 中学校の標準時数は1015時間。倉敷市では、西日本豪雨で関係書類が流失した真備中を除く25中のうち24中で最大117時間が足りなかった。同市教委によると、不足時数が100時間以上は2校、50時間以上100時間未満は12校。同市の残り1中と高梁市の2中は総時数を満たしながらも特定の教科の時数が不足していた。

 同省は、不測の事態が起きた場合、時数確保に努力は必要だが、学校教育法違反ではないとしている。倉敷市は、豪雨による臨時休業や流行性疾患に伴う学年・学級閉鎖の影響があるものの、大半は学校行事の準備や練習に充てる時間が多かったことが要因という。

 県教委は県議会での指摘を受け、10、11月に岡山市立を除く全校で調査。各市町村教委に、授業計画を変更しないことや学校行事の見直しについて指導した。義務教育課は「学校行事は不測の事態とは言えない。時数確保はもちろん、前学年までの学習内容がしっかり身に付くよう徹底していきたい」としている。
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