岡山 猫の城主を生かし地域活性化へ

 高梁市で地元の城に居ついた猫の城主「さんじゅーろー」を生かして、さらに地域活性化を図るため、和歌山県の「たま駅長」の取り組みを学ぼうという講演会が開かれました。

高梁市にある備中松山城には、去年の西日本豪雨のあとオス猫が居つき、地元の観光協会が猫城主「さんじゅーろー」としてPRし、観光客の人気を集めています。
講演会は、観光協会が「さんじゅーろー」の人気を、さらに地域活性化につなげるヒントを得ようと、「たま駅長」の生みの親で、和歌山電鉄の社長も務める岡山県の両備グループの小嶋光信 代表を招いて開きました。
この中で小嶋代表は、駅の売店の飼い猫だった「たま」を駅長に任命し、数多くのイベントを実施したうえ、駅そのものを「たまミュージアム」として整備したことなどを紹介しました。
そして、「たま駅長は、廃線の危機に直面していたローカル線の経営改善に大きな役割を果たした」と述べ、「人なつっこい一方で風格のある『さんじゅーろー』を地域の人たちの熱意で支え、活性化につなげてほしい」と呼びかけていました。
高梁市観光協会の中村宏史 会長は「さんじゅーろーの魅力を、さらに引き出せるよう取り組み、全国の人たちに発信していきたい」と話していました。